京都Running

Welcome to my running world

京都マラソン攻略法 レースの組み立て

2012-03-08 08:24:43 | マラソン
京都マラソンまであと3日ですね。いまさらジタバタしたってしょうがない。
これまでのトレーニングがウソつきません。

まあ、私の攻略法っていうのは、6時間の関門をクリアしたいというレベルのランナー向けじゃないと思います。
5時間制限からいくら6時間、7時間に緩んだといっても、やはり、フルマラソンにチャレンジするからには、ハーフだとか30kmのロング走を経験していただきたいものです。

97年初めてフルマラソンのホノルルマラソンにチャレンジした時のこと、半年前からジョギングを習慣化しましたが、やはりロングの距離を踏んでないというのが不安でした。で、走友と10月に20km走。11月に初めてのレースである丹波高原ロードレース(30km)。これを3時間弱で完走しても、42kmという距離はまだ未知の領域で不安がつきまといました。

制限6時間だと8分30秒/km。7分/kmをイーブンで走っても4時間56分。
こんなことを言ってもフルを経験したことのない方には余計な幻想をやたらと与えるだけです。
一度や二度レースを経験している方、5時間以内にゴールしたいと思っているランナーだけのアドバイスだと思ってください。

京都マラソンは決して記録を狙えるレースでないことはその高低差を持っても明らかです。京都シティーハーフの前に京都マラソンがありましたが、消滅したのはそのせいです。
だとしたら、どういうレースの組み立てをするかです。
高低差、アップダウンを無視して目標を設定しても仕方がありません。

ゴールまでに「8つの時間制限関門」がありますが、ほぼ8分30秒/kmで設定されてますから、5時間をめざすランナーならスタート時のロスタイムを加味しても関係ないでしょう。

次にレースの組み立てです。
前半は自重。後半爆発。前半に蓄えた余力を後半の下りで発揮する戦法をとりたいものです、
レースではアドレナリンが出てふだんのランニングのスピードより速く入るのが普通ですが、9km手前までのほぼフラットコースでは普段通りの走りができれば、良いと考えましょう。
9kmくらいの広沢池から24kmの国際会館までは基本は登り。ストライドは伸びませんから、ピッチを速くしてリズムよく上がる。ふんばってエネルギーを消費する必要はないです。いずれ峠はみえます。
フラットになれば元に戻して、次の坂のために力をためましょう。
こんな繰り返しが続きます。国際会館を過ぎれば基本的には下りですから、ここまでどれだけ余力を残すかがレースのコツと言えます。

後はフラット、鴨川沿いはゆっくり下ってますから、下りで気持ち良く走ればベスト。
24kmくらいの国際会館までにどんな走りで到着したかでほぼ決まるでしょうね。
後は残りは下りだといいきかして走ればそれなりの記録がついてくるでしょうし、鴨川河川敷を京都の景色を眺めながら走っていただければ京都マラソン満喫したぁ!!っていう感じですかね。

私は参加しませんが、これまで実行委員会にも辛辣な意見をあげてきました。それはランナーも京都を楽しみ、京都市民から受け入れられる京都のマラソンができればとおもったからこそ。
いろんなランナーから実行委員会に意見が寄せられているようです。京都新聞の論調も大会が近付くにつれ、実行委員会発表のキャッチフレーズを鵜呑みから市民の視点での検証に代わってきているようです。いずれ、今大会の総括会議が開かれ、次回への検討が行われると思います。走った皆さんの声が今後の京都マラソンの運営やコースに生かされると思います。いろんな意見をこのブログにお寄せください。大会実行委員会に届けたいと思います。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿