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京都マラソン攻略法 関門と制限時間

2013-02-05 22:03:20 | マラソン
京都マラソンでは8か所の関門が設けられています。
これは都市型のマラソンではだいたいどこでも同じように設定されています。ホノルルマラソンのように制限時間がないようなマラソンとは考え方が違い、交通規制との関係です。

         

京都マラソンの関門と制限時間を調べてみました。制限時間を6時間で走ろうとすると、イーブンで8'32/kmのスピードで走らないといけません。
ところが、スタート時のロスタイムがあります。35000人のランナーを擁する東京マラソンで、あの都庁前の大通りで最後尾のランナーがスタートラインに到達するのに、24,5分かかっていました。15000人の京都マラソンでは最後尾のランナーのタイムロスは15分くらいとおきますと、最初の関門をクリアするには8'31/km。第2関門の山越までは8'27/kmとなります。ここまではほとんどフラットです。

ところがコース上で一番高くなる国際会館までの区間ごとの最低スピードは登りでもあるにかかわらず、徐々に上がっており、西賀茂橋から国際会館までは7'27/kmとなり、狐坂の急登があるにかかわらずです。

まず、毎度関門に追われるような走り方では、初マラソンでどこまで距離を伸ばせるかという目標で参加する方は別にして、京都マラソンの完走は望めないでしょう。
結論的には前半の関門に余裕をもってクリアできる7'00"/kmくらいのレベルで走らないと京都マラソンの攻略は難しいでしょう。

フラットのコースで7'00"/kmのイーブンペースで走って、4時間56分です。
後半のコースは下り基調でですが、落ち込みも加味しますと、このくらいのスピードが要求されます。まず、5時間での完走をめざすこと。ここらあたりに攻略のカギがあると思います。

京都マラソンまであと1カ月あまり。
ぜひ、このコースの一部でもいいからできるだけ早く、試走されてはいかがでしょうか?
オススメはやはり清滝道新丸太町(6.5kmくらいの地点)から国際会館まで。約17~18km。
JR嵯峨駅をおりて、新丸太町通りに出て200m程西に行った交差点。国際会館からも地下鉄が通っていますから、アクセスは便利です。
清滝道新丸太町から大覚寺道の前を通る一条通りは広沢池まではフラットでウォーミングアップ。広沢池の東からだらだらとした登り。山越から鳴滝までの約1kmは大きな登り。なんせ、西賀茂端までは基本的には登り基調。西賀茂橋から宝ヶ池運動公園まではほぼフラット。そこからの狐坂は斜度7度の急登となりますから、ここは歩いてもしかたのない坂です。
一度経験しておくとどこまでが登りで、どこがフラットなのかがわかるようになります。
知らないより、コースの特徴を知ってる方がレース本番でうまく走る方法を発揮します。
また、試走して身体の痛いところ、弱点がわかり、課題が明確になります。
あとは、その予防、補強に時間をあてましょう。

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