福士加代子。マラソンで銅

元気な福士が帰ってきました。

世界陸上。
10日15時からというので、まだかまだかと待ってると、女子マラソンのスタートは19時からでした。試合の時間がわからないというのはじれったいね。
モスクワでも気温は31度というから、マラソンのような長丁場は大変ですね。

トラックやハーフの女王と呼ばれながら、マラソンにチャレンジ。様々な苦汁をなめてきた彼女故に、その喜びはひとしおであったろう。
スタジアムに入っても、彼女らしい笑顔いっぱいではじけてた。
これまでの後半の失速がなかった。
35km過ぎでエチオピアのメルカムをとらえ、3位に上がってもゴールまで力強かった。
メルカムはメダルに届かないと知るや急に足を止めてしまった。限界にきてたのかもしれない。おかげで粘った木崎良子が4位に入った。
インタビューで織田さんから、次は狙うのはゴールドですかときかれたら即答で「無理！」と彼女らしい答え。
自分の力を見極めているのでしょう。

野口みずきはちょっとした熱中症で30km過ぎに途中棄権。
しかしながら、チームとして3人の中で切磋琢磨しながら果たした役割は大きい。
久しぶりに日本の女子マラソン。まだまだ見れるなっていう気がする。

最後はキプラガトに交わされ優勝を逃したが、5km付近からトップに立って終始リードしたイタリアのママさんランナー・ストラネオってすごいね。