習近平氏「侵略者は戦いで止める」 式典で米国を牽制
朝日新聞社 2020/10/23 14:55
朝鮮戦争(1950~53年)に中国が参戦して70年となるのを前にした23日、北京の人民大会堂で記念大会が開かれ、習近平(シーチンピン)国家主席が重要演説で「中国人民は、侵略者に対処するには戦いをもって止めなくてはいけないことを深く知っている」と語った。台湾問題などをめぐって強まる米国の圧力に対し、屈しない姿勢を示した形だ。
【中国と言う強盗犯人が、米国という犯行を止めろという警察官の指示に従わずに抵抗する。ということです。】
大会は党最高指導部の常務委員らが全員出席し、戦死者に向けた約1分間の黙禱(もくとう)から始まった。
習氏は朝鮮戦争を引き合いに「いかに国家が強大であっても、世界の潮流に逆らえば、必ずさんざんな目に遭う」
【この言葉はそのまま中国に当てはまりますね】
と米国を牽制(けんせい)。
「中国人民はやっかいごとを起こさないが、恐れない」とも語り、
【中国は強盗を厄介ごととは思っていません、何故なら元々地球全体が中国の支配下だったという中華思想からでしょう。】
「いかに発展を遂げようと、我々は強権に反抗する気骨を磨かなくてはならない」と国民に団結を呼びかけた。
朝鮮戦争は中国では「米国と戦い、北朝鮮を支援した」戦争と位置づけられており、1950年10月の参戦から10年ごとの節目には記念行事が開かれてきた。10年前は「座談会」で、当時党序列6位だった習氏が演説したが、今回は「大会」を開き、党トップとして習氏が演説した。式典の重みが増した形だ。背景には米国との関係悪化があるとみられている。(北京=高田正幸)
習近平氏「領土分裂には痛撃する」
2020/10/23 15:35 産経新聞
【北京=西見由章】中国の習近平国家主席は23日、北京の人民大会堂で開かれた中国軍の朝鮮戦争(1950~53年)参戦70周年の記念大会で重要演説を行った。
習氏は、米国の圧力に屈しない中国側の姿勢を強調した上で、蔡英文政権が率いる台湾への武力行使を念頭に「祖国の神聖な領土を分裂させるいかなる勢力も絶対に許さない。中国人民は必ず正面から痛撃を与える」と威嚇した。
【元来、中国ではない南沙諸島や尖閣諸島も自国領土と勝手に認識しているところが怖いです。世界Number2の軍事力持っていますし、たった1人の判断で戦争を始められる国ですし。】
習指導部は25日の参戦70周年を前に、当時のスローガン「抗米援朝(米国に対抗して北朝鮮を支援する)」の宣伝キャンペーンを大々的に展開。米中対立が激化する中、トランプ米政権に対する国内世論の反発をあおり、党中央の求心力を高めようとしている。
習氏は演説で、朝鮮戦争当時の米中両国は国力差が巨大だったにも関わらず、中朝両軍が「米軍の不敗神話」を打ち破り、「尊大な侵略者」に停戦協定を結ばせたと主張。「偉大な抗米援朝の精神は、時空を超えて永遠に受け継がれる」と述べ、中国側の対米強硬姿勢を誇示した。
さらに、トランプ米政権とその対中政策を念頭に「現在の世界では一国主義や保護主義、極端な利己主義は全く通用しない。恫喝(どうかつ)や封じ込め、極限の圧力も通用しない」と牽制(けんせい)した。 2020/10/23 15:35 産経新聞
あ~、任期が無制限の国家主席が新中国建国1 0 0周年のとき(2 0 4 9年)までに世界の王になると公言している 世界のゴロツキが潤沢な軍資金と強力な武器を手にしてしまいました。ゴロツキは米国以外に怖い国は無くなりました。