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世界最古の文明 さんまるミュージアム

2017年08月08日 | 観光地ではない旅行
縄文JAPAN

ミュージアム入り口


出土品2000点余りは国の重要文化財に指定されています。驚いたことにこちらも無料でした


写真撮影OKというのも嬉しいことです


入り口両側の年表
古墳時代や弥生・奈良・平安時代など年代別に表されています
平安~古墳・飛鳥~弥生時代


三内丸山遺跡の年代がわかるようになっていました


通路の先には縄文時代の子供がお出迎え


後ろには、『北のまほろば』と書かれていますが、日本の古語で「素晴らしい場所」「住みやすい場所」という意味だそうです。


子供の人形の顔は、見学に来る子供たちのために違和感をかんじさせないよう現代風にしてあるそうです

吉野ヶ里遺跡のように王や貴族が別格で好きなように暮らしていた時代とは相当異なっていて、まさに『まほろば』の様子がうかがわれます。

人形とポスター


縄文時代の復元衣服


土器を作る縄文人


青森県で発掘された縄文土器が科学的に世界最古の土器ということも近年になって判明しました。
決して 『大陸から伝わった物』 ではなく 『大陸に伝えたもの』 かもしれません



美しい文様が…。文化度の高さが判ります。


カップでしょうか?


発掘して補修復元された土器がこんなに展示されています


縄文時代の竪穴式住居内の家族


こちらには、稲作を知りながら (畑や水田は環境破壊を伴ってしまう) 敢えて畑や水田を造らず最小限の動物性蛋白質を感謝しながら摂取して反復食料が採れて自然を壊さない再生可能な食糧と資材のクリの木を植えて、落果の採集で権力者ではない 指導者の基で団体生活していた環境負荷の少ない文明人が縄文人だと最近になって、世界が初めて知りました。

狩猟・採集や権力者による格差社会を持つていない民族は文明ではないとの定義自体を見直す必要を感じます。

朽ちずに数千年を経たクリの木


高度な文明の証

玦状耳飾り


主に滑石や蛇紋岩製の装身具


ヘアピン


土製のアクセサリー




子供用の棺


刃物にする黒曜石

黒曜石のアップ


石斧




ヒスイ


ヒスイの大玉


『いわゆる世界四大文明?』の年表比較と地球上分布図






世界の中の縄文文明


岩手県、秋田県の縄文遺跡のポスターも掲出されています


発掘された国の重要文化財の土器


動物の骨で造られた刀


石器





錐・キリ


刺突具


ハンマー


石製のヘラ


石鏃(せきぞく)



水晶で造られた石鏃


土面
土偶ほど進化していませんが男女別や当時の風俗が偲ばれます








帰路の廊下から中庭を臨む

こんな立派な文明・文化を拝見させて戴ける我が国と青森県などに感謝するばかりです。
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