私が日々訪問させていただいているgooブログ
中国に赴任して20年の方が日々を綴っているマルさん
グループ責任者、夫、子の父というのはこうあるべきということを私に教えてくれています。
当家は
妻には思い遣りなんて無し!
子とは触れ合いなんて無し!
夫婦共働きで、妻の出産休暇は8週間のみ
出産後は探し回って見つけた0歳児を預かってくれるモグリの託児所に妻は早朝からドアーが開くと乗客がこぼれ落ちてくるような通勤ラッシュの電車に0歳児を背負い、両手に替えオムツや着替えを沢山詰めた大きな紙袋とカバンを下げて託児所経由で勤め先へ
物心がつく頃には 送り届けると泣き叫んで母親の後を追うので母親は涙を拭って勤め先に走りました。
化粧なんてするヒマは全くありません。40年間化粧ゼロ。
お互いにシフト勤務の28時間勤務だったので、夫婦親子3人で朝から夜まで過ごせるのは1~2ヶ月に1度くらい。いつも擦れ違い。
良いことは、お金を使うヒマがないので溜まる一方。
託児所は料金が非常に高額で、キャデラックで送迎される黒ん坊や白ん坊の子供たちなどと生活を余儀なくされました。
私も子供の頃から青い目や黒い肌の人たちが隣家や同級生に沢山居たので息子も幼いうちから外国人風の人たちに違和感は無いようです。
小学校に通い始めると 起きるのも1人、したくも1人、帰っても1人、食事も1人、宿題も1人でやらざるを得ません。
当時は珍しかった 24時間営業の店がアチコチにあり、夜中は3時4時まで人通りが絶えない街に暮らす変な家族でした。
中学校、高校も1人で
夏も冬も台風でも、大雪が降っても、電車・バスが動かなくても徒歩か自転車で17キロも離れた学校まで通わせました。
1度たりとも親に 送って欲しいとか迎えに来て欲しいとか聞いたことなし。
0歳児からいつも1人。 食べ物が無くても我慢するだけ、お腹が痛くなっても、熱あっても、怪我をしても、我慢だけ。
こんな生活を続けさせたからなのか?幼稚園から大学卒業するまで 無遅刻、無欠席、無早退。全ての学校で皆勤賞が出ました。
おむつが要らなくなったのは1歳4カ月ころ。お寝しょしたことは1度も無し、共稼ぎで布団を干す時間が無かったのでこれは助かりました。
マルさんのブログを見て、今から想い起すと
🔶何処にも連れて行ったことも無く
🔶子供の写真を楽しんで撮ったこともなく
🔶一緒に楽しい想い出もなく
🔶家族で楽しい旅行をしたことも記憶にありません。
そんな息子もそれなりの年齢になり子供もできて、今でも帰省している時には 私が帰って来ると2階に居ても必ず玄関まで出迎えて「お帰りなさい」
出掛けるのに気付くとやはり「行ってらっしゃい」と挨拶をしに来ます。
一緒に酒を飲んでいるときには どれほど諄く、くだらぬ話をしていてもキチンと話は聞いています。
大人の話をしている時には孫たちは一切話に割り込むようなことはありません。大人が話をしている時に子供は口を挟まぬように躾けているようです。
孫たちが真夏でも「暑い」冬でも「寒い」誕生日でも「〇〇欲しい」とかの言葉は聞いたことがありません。
息子には父親として 非常に申し訳ないことをしたと猛省しています
どれほど しつけが出来ておらず、甘やかせてしまっているのか
痛恨の極みです。
息子さん そんなお父さんお母さんの背中を見て
立派に育ってられ手、お子さんの教育も素晴らしいです。
あほうどりさんのブログをみて 自分のいたらなさ、甘さ
痛感しました。
息子が孫に一切の不満を言わせないしつけをしているのも心配しています。
若い頃の考えは間違っていました。今になってあ~ぁ、何で家族旅行や遊園地でも連れて行けなかったのかと反省しています。近所の公園でキャッチボールもしていません。
絶対にmaruさんのやり方が正しいと思います。
そんなにほっといた息子さん、結局は立派になったじゃないですか。終わりよければすべてよし、ですよ。
孫はきっと甘やかしているんでしょうね。
私も結構子供たちには厳しかったようです。私は全然自覚していないのですが、子供たちに言われます。
だから今は無責任に孫にめろめろです。
孫は可愛くてかわいくて、子供と違って甘やかし放題です。息子と嫁は苦々しく思っているかもしれません。オバアチャン子・オジイチャン子は3文安いと云われますから少し心配です。
齢とって気が弱くなったのかもしれませんが子供と楽しんだ記憶がありません。マルさんの数分のイチでも子供に気配りしてあげられたらよかったと思います。