9/6(月) 22:59配信 日テレNEWS
東京都内の医療機関で、新型コロナウイルス患者を「すぐに受け入れ可能」と申告しながら、ほとんど受け入れていない、いわゆる「幽霊病床」の実態が日本テレビの独自取材で明らかになりました。
【動画でみる】病床使用率リスト入手「幽霊病床」実態とは ◇◇◇
■東京の感染状況 入院患者は増え続け、重症者も高止まり傾向
東京の新型コロナウイルスの新規感染者は、5日まで14日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。重症者も連日お伝えしていますが、高止まり傾向です。
■「幽霊病床」実態明らかに 病床使用率リスト独自入手
病床のひっ迫が続いてきた中、厚生労働省と東京都は先月23日、東京都内のすべての医療機関に、新型コロナウイルス患者用の病床を増やすことなどを要請しました。
東京都知事と厚生労働大臣が連名での要請は異例のことです。それほどの状況でした。
そんな中、新型コロナウイルス患者を受け入れている、都内172の病院の病床使用率をまとめたリストを日本テレビが入手しました。このリストによって「幽霊病床」の存在が明らかになりました。
「確保病床」というのは、病院側が申告した新型コロナウイルス患者をすぐに受け入れ可能な「即応病床」のことです。都内172の病院で、先月31日の時点で、全部で5967病床あるうち、受け入れていた入院患者は4297人、病床使用率は72%でした。
さらに個別に見ていきますと、病院によって0%から900%の大きな開きがあります。申告数を上回る患者を実際には受け入れていたり、感染させる心配がなくなった患者を一般病棟に移して、次の新型コロナウイルス患者を受け入れるなどして、病床使用率が100%を超えている病院が50施設ありました。その一方で、病床使用率が40%未満の病院が27施設ありました。 退院が一度に多くでて、一時的に病床使用率が下がったケースもあるかもしれませんが、中には0%という病院も7施設ありました。
受け入れ可能と申告していながら実際は使われていない病床、「幽霊病床」ともいわれています。これまでこうした問題があるとはいわれていましたが、今回初めて数字として明らかになりました。
病床使用率が低い病院に話を聞くと、「ワクチン接種などもあり人手不足」「施設が古く設備が不十分なため、本当に緊急でなければ受け入れられない」とか、「軽症は受け入れるが、中等症以上は人も必要になるので難しい」などと説明しています。 今は、基本的には中等症以上で入院となるため、「軽症のみ」と条件がつくと、患者を入れられず、「幽霊病床」となってしまう状況もあります。しかし、「即入院可能」と申告しているわけですから、病院の申告数と実態がかい離している状況は問題です。
■「幽霊病床」で補助金の受け取りも
また、補助金の問題もあります。こうした「確保病床」については、国から補助金が支払われているのです。 重症者用ベッド1床につき、最大1950万円、重症以外の患者のベッド1床につき、最大900万円の補助金が、申請をすると国から医療機関に支給されています。【10床準備するだけで1億9千5百万円、更に日割りで数千万円が入り続ける。入院要請には応じず空ベットにしている病院も多い】
また、これとは別にコロナ患者がいない時も即入院可能とするために、ほかの患者を受け入れないで、ずっとベッドを空けてキープしておくとなると、病院の収入に影響がでますので、コロナ患者の入院がない間は、日割りで「空床確保料」というのも支給されています。
仮に補助金をもらっているのに、患者の受け入れがないとなると不適切です。
こうしたことから東京都と厚生労働省は、申告に見合った受け入れを求めていますが、関係者は、「実態は把握しているが協力してもらっている以上、ダメとは言えない」として、確保病床の申告数の見直しには慎重な姿勢を示しています。
新型コロナウイルス患者を積極的に受け入れているほかの病院からは、「補助金を申請しておきながら、実際は受け入れていない病院もある。まじめに対応している病院から見ると残念だ」と不満の声もでています。
◇◇◇ この「幽霊病床」の問題が解決しなければ、患者の受け入れが、都が確保した病床数の7割程度でストップすることが続きかねません。 また病院側に立つと、積極的に受け入れている病院との不公平感もでます。「幽霊病床」の問題を放置することなく、政府も都も病院の支援をし、病院も対応してもらいたいです。
(2021年9月6日午後4時ごろ放送 news every.「ナゼナニっ?」より)
これはあくまでも「東京都」だけの話。 日テレで調べた172の病院だけで、先月31日の時点で、全部で5967病床、10床準備するだけで1億9千5百万円、更に日割りで数千万円が病床を用意した病院に入り続ける。
同じような状況が全国でもあるとすると途方もない税金が盗まれています。
コロナ患者の治療には1人200万円から600万円の医療費が掛かり、全額が国の負担です。これも税金です。
※ワクチン拒否でコロナに罹患した人は治療費は自腹で払うシステムにしないとおかしいです。
台風でも、地震でも、津波でも、原発事故でも、交通事故被害、犯罪被害、コロナ禍被害でも日本人なら誰でもが軽蔑するであろう正常範囲から逸脱して利益を貪る『ほいど野郎』が出現しています。
このほいど野郎たち、天網恢恢疎にして漏らさず・天罰があたるかもしれません。
言い訳が、辻褄合わないですよね。。。
こういう輩が 人の命を握っているんですね。。。
以前 高市さんが出馬会見で 言っていた
『さもしい顔をしてもらえるものはもらおうとか、弱者のフリをして、少しでも得をしようと、そんな国民ばかりいたら日本が滅びる』
これですね。
『さもしい顔をしてもらえるものはもらおうとか、弱者のフリをして、少しでも得をしようと、そんな国民ばかりいたら日本が滅びる』
のは『ほいど野郎』は亡国の人々ということなんでしょうね。確かに最近増えてきた気がします。