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年金積立金の運用 GPIF:運用損・益

2020年09月01日 | その他
150兆円の運用 世界最大の資金運用をしている年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)についての過去と現在の報道
   ※日本国民の年金を運用する国の基金ファンド

公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、2015年度の運用実績が5.3兆円の赤字になった 
昨年後半にチャイナショックなどのグローバルな経済危機が表面化した。そして運用結果が危ぶまれていたなか、実際に3月末時点では5年ぶりに運用実績は赤字になった
 

政府が「今年の損失は特に問題ではない」と説明していたが
<安倍首相 年金運用 ハイリスク・ハイリターン 玉木議員 経済 GPIF Japan News> 等々民主党は自分たちの政権当時は沈黙して、知識のない国民の危機感を煽って自民党政権にダメージを与えようとやっきになっていた。 【民主党政権は2009~2012年
 
🔶なぜ5.3兆円もの損を出したのにそれが問題ではないのか?それは巨額な資金を運用していけば「そういう結果になる年はかならず出てくる」からであり、かつ「累積の運用実績でみれば吸収できる範囲内の損失」だからである。
 実際、2012年度から2014年度にかけては3年連続して運用収益は10兆円を超えている。円安とアベノミクスで株価が上昇したから
 2001年度に年金資産の自主運用を開始してからの成績を見れば、134兆円の運用資産の累積収益額は45.4兆円の黒字で年率2.7%の運用収益を上げている。単純計算では年金の運用資産の3分の1は運用収益という計算になるから、これは資産運用とすれば堂々たる好成績。

2016年の記事では。。。
GPIF年金運用損10兆円以上、だが累計運用益は民主党時代の約2.5倍2016年02月16日 15時47分 JST 日経平均株価は今年に入って約20%下落し、15日は1万6000円台に戻ったものの、今後も中国経済の行方など予断を許さない状況だ。 株価下落が続いている。日経平均株価は今年に入って約20%下落し、15日は1万6000円台に戻ったものの、今後も中国経済の行方など予断を許さない状況だ。


 2015年7~9月には「7.9兆円」もの損失額を計上し、今回の株価下落によって、前期比10兆円以上の損失額を計上していると予想される。
実際、現在のGPIFの運用は「ハイリスク・ハイリターン」となっており、2013年度(平成25年度)末までの年金の運用は、国内債券55.43%、国内株16.74%、外国株15.59%、外国債券11.06%、その他1.46%で、約6割が安全性の高い投資商品で運用されていた。
しかし、現在は国内債券を35%まで減らし、国内株を25%に、外国株を25%に、外国債券を15%にとリスクを取っている。
累計運用益は民主党政権時代の2.5倍
だが、年金というのは長期で運用されており、短期のみを見ても意味はなく 
実際、長期的に見ると運用益は増えており、民主党時代の約2.5倍だ。

 

もちろん、アベノミクスの効果が切れてきているのは事実だ。野田佳彦首相が衆院解散を宣言した2012年11月14日から今年2月10日までの3年3カ月の日経平均を平均すると1万5860円になり、ついに先週の日経平均はこれを下回った。
【現在では、株価が2万2000円程度に下がると「アベノミクスの失政だ」と叫びまくる野党は自分たちが政権にあるときには1万5000円台だったことを忘れたのでしょうか?】

 さらに、15日に発表された速報値では2015年10月〜12月期のGDPは0.4%減とマイナス成長になっており、個人消費が大きく落ち込んでいる。また、年金給付金をリスクに晒している問題もある。
【こんな項目は民主党政権時は一切表に出なかった。】
しかし、現在の短期的な運用損失のみを見て、批判するのはズレているように思える。

また、今回の発言を引き出した民主党の玉木議員の質問は、先日の高市総務相と同様に、明らかに誘導している(関連記事:監視されるべき権力者が監督する異様さー欠陥を抱えている放送制度)。
 

玉木議員―「ここが予定した利率よりもですねリターンを出せない、それだけ運用益を出せなかった時には年金が減額される可能性は法律上否定できませんね?もう一度言います。このGPIFで想定された運用益が出ない場合、年金が減額されることは法的に否定されませんね?」
安倍首相―「あの、基本的にですねこの年金につきましては、この年金の積立金をですね運用しているわけでございますので、この想定の利益が出ないということになってくればですね、それはまあ当然支払いに影響してくるわけであります。ただ、基本的にはですね、非常に長いスパンで見るわけでございますので、その時々のですね損益が直ちに年金額に反映されるわけではないと、こういうことでございます。」
必要なのは構造改革など抜本的な施策
野党や日刊ゲンダイなどのメディアは国民の不安を煽るような見せ方をしているが、実態を客観的に伝え、実のある議論を促すように心掛けて欲しいと思う。
(2016年2月15日「Platnews」より転載)

そして、今年2020年8月の記事。。。

GPIF:運用益12兆円超と過去最高-4~6月
2020/8/7(金) 15:23配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/40d502548ce8c61c497c135ce1074437123237b5 

(ブルームバーグ): 世界最大の年金基金、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2020年度第1四半期(4-6月期)運用益は過去最高となった。
 新型コロナウイルスによる経済悪化に対処するための世界的な金融緩和などを受けた国内外の株価上昇が要因で、過去最大の運用損を計上した1-3月期からV字回復した。
GPIFの発表によると、4-6月期の運用益は12兆4868億円、収益率は8.30%。いずれも年金積立金の市場運用が始まった01年度以降、16年10-12月期以来の過去最高だった。6月末の運用資産残高は162兆926億円に回復した。
(c)2020 Bloomberg L.P.

年間5.3兆円の損失を出した時には批判の炎を燃やした日本愚民。
 今年は4半期だけでも12兆円の利益を出しています、機構の誰か大勢の努力と苦労の結果なのでしょうが日本マスコミは沈黙。ブルームバークが記事にしていました。

野党だけでなく、マスコミも年金積立金管理運用独立行政法人が許容範囲内であつたとしても僅かな損失を出すと大騒ぎして政府責任を追及し、大きな利益を出しても知らぬふり。決して褒めたり称えたりすることはないですね~ 不思議で~す。愚民が聞くと勘違いしてしまいますよ~。




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