2021年11月12日 産経WEST
がん治療薬「オプジーボ」を巡り、ノーベル生理学・医学賞を受賞した 本庶佑 京都大特別教授が、製造販売する小野薬品工業(大阪市)に対して特許使用料収入の一部約262億円の支払いを求めた訴訟は12日、大阪地裁(谷有恒裁判長)で和解が成立した。
小野薬品が本庶氏に解決金などとして50億円を支払い、若手研究者を支援する京大の基金に230億円を寄付する内容。
本庶氏はオプジーボの開発につながるたんぱく質を1992年に発見。2018年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。オプジーボは本庶氏と共同研究した小野薬品が14年から販売し、画期的な治療薬として世界で普及している。
小野薬品はオプジーボの類似薬を巡る米製薬大手メルクとの特許侵害訴訟で、メルクと和解後、本庶氏側に特許使用料1%にあたる約5億3600万円を支払うと通知。その額が不当に低いとして本庶氏側が昨年6月に提訴していた。
小野薬品と共同で研究して開発した薬品にノーベル生理学・医学賞と5億3600万円だけしか貰えないのだから裁判に訴えて50億円を搾り取った博士は満足でしょう。
小野薬品は自らの会社の研究者や、資材と、莫大な研究費に大金を注ぎ込んで、
学者先生にはできない特許の申請、薬の開発、販売などをしていたのに若手研究者を支援する京大の基金に230億円を寄付するなんてなかなかできない判断です。
流石の日本企業、小野薬品! と、思いました。
頭がついて行きません。。。
垢とカネは、溜まれば溜まるほど汚くなるという格言が日本にはあります。
ノーベル賞でも億の賞金を受けていますからだんだん
欲が出て来て人と争ってでも金が欲しくなるのがヒトの性なんでしょうか。。。
地獄の沙汰も金次第 とも言うんで
持って行かなきゃいけないんでしょうか??
金を持つより人との繋がりが大切ですよね。
根性見透かされていると仲間を失います、金では買えないものもあるのが判ります。