オランダ伝来の菓子栞から想うこと

カステーラに付いていた栞
栞には、遠く日本までカステーラを届けてくれた商人と船員の勇気に感謝と書かれていました

　オランダは日本に来て、日本人が非文明の国民だったり外敵と戦う能力を持っていなかったら　制圧して植民地にするためにやって来たのです。決して日本人に美味しいカステーラを伝えに来た訳ではないと思います。

　当時は、英国が中国にアヘンを売りつけて多くの中国人をアヘン中毒にして国内を混乱させ、中国政府 (清) が反発すると英国海軍が最新鋭の武器を駆使して、数十万の中国軍を敗退させ中国国土の一部 (香港ほか) を割譲させたり
西欧列強のイギリス、フランスやアメリカ等々もアジアを植民地にしようと続々と来航した時代です。

　栞の絵に描かれている 『オランダ商人に日傘を掲げている大男』 は植民地支配した国から連れてきた奴隷です、日本なんかに来たくはなかったのでしょうが飼い犬のように極東まで連れて来られてオランダ商人のために日傘を掲げ続けている図柄です。

綜合〇〇というガードマン会社の創業者である村井〇という方の講演会で、当時杖をついていた村井〇氏は身体の大きな男性が介助していました。
〇氏が演壇に上がる際に、自ら階段から足を１歩踏み外しました。
〇氏は激怒して持っていた杖で介助していた男性を何度も殴りつけていました。
会場に居た１０００人を超える聴衆は吃驚していましたが問題になることはありませんでした。

栞にあるオランダ商人も日傘を差し掛けている奴隷には村井〇氏よりはヒドイことをしていただろうことは容易に推測できます。

日本も過去には幕末以外にも何度か【唐・新羅や蒙古】属国にされかけたり、中国が英国に香港、マカオを奪われたように　幕末には徳川慶喜が国土の一部(九州)を割譲されそうになったりしています。

ポルトガルやオランダなども日本を属国にしよう、民は奴隷にしよう。
言う事をきかなければ攻め滅ぼす　皆殺しも辞さない
という目的を持って来航したようですが時々に偉人といわれる傑出した日本人が防いでいますが
元寇の時にも日本国内では侵略してくる外敵に命懸けで取り組んでいる北条時宗の足を懸命に引っ張る人々が大勢いました。何か現在の日本の政治状況を見ているような気がするのは何故でしょうか・・・