飛行家チャールズ・リンドバーグ夫人の飛行家で作家のアン・モローさん
1931年と1970年に夫とともに来日しています。
感銘を受けた日本語は 『さようなら』 というお別れのあいさつ。
モローさんは
「別れの言葉で、このように美しいことばを私は知らない」
と感銘を受けたことを語るとともに自著にも書いています。
さようならの意味は、
〇 左様ならば
〇 そういうことであるならば
〇 本当は別れたくはないけれど、
どうしてもそうならなければいけないのなら
という意味合いなのですが
リンドバーグ夫妻は1歳の子供を誘拐されて殺されるという災禍に遭っているので 「さようなら」 の語源に気持ちが重なったのかもしれません。
日本人自身が気付かないで蔑ろにしている 「美しい日本」 なんとか守っていきたいものです