ケーススタディ 1
一死二、三塁
打者がレフト前ヒット
三塁走者は生還
二塁走者はホームクロスプレーでアウト
打者走者は二塁に達した。
しかし、一塁を空過しており、これを守備側が
アピールしてアウトとなった。
得点は認められない。
これは違和感があるけど、
公認野球規則 4・09(a)では、
ただしスリーアウト目が以下の場合、
得点は認められないとされている。
(1)打者走者が一塁に触れる前にアウトになった場合
(2)走者がフォースアウトになった場合
(3)前位の走者が塁に触れ損ねてアウトになった場合
(1)(2)は全走者、(3)は後位の走者の得点は記録されない。
このケースは、(1)に該当する。
いろんな場面があるだろうけど、この3つはしっかり
おさえておこう。
もちろん、打者走者が三塁に達して、二塁空過のアピールアウトなら
それ以前に三塁走者は本塁に触れているから1点入って
チェンジ。
野球嫌いな人は別にふーんでしょうけど、自分が忘れないように
書いているのでスルーしてくださいな。
ケーススタディ 2
二死二塁 でランニングホームラン!
ところが二塁走者が三塁空過でアピールアウト
三死目が前位の走者の踏み忘れによるアウトのため
得点0でチェンジ。(3)
打者走者の二塁空過のアピールアウトなら、
1点は入る。
打者走者の一塁空過のアピールアウトなら、
(1)により得点は入らない。