おじいちゃんの軍隊履歴

おじいちゃんの軍隊手帳に記された履歴を残しておこうと思います。

 

1938年当時にきちんと書かれて遺族に返されたおかげで、足取りが分かります。

 

太平洋戦争中に戦死していたならばこれほど丁寧に手厚く報告されてはいなかったと思われます。

 

 

履　歴（北支派遣から戦死まで）

 

昭和12年

7月27日　第20師団動員下令

8月3日　　充員召集のため歩兵第8総隊に応召

　（6日　　長男生まれる）

　8日　　整備完結

　18日　　大阪港出発

　20日　　釜山上陸

　24日　　平壌到着　　歩兵第77総隊補充隊第4中隊に編入

　25日　　動員完結

10月9日　　平壌出発　　鴨緑江（おうりょくこう）通過

　　11日　　山海関（さんかいかん）通過

10/13～11/9　　太原攻略戦に参加

11/11～2/10　　太原・・・・

 

昭和13年

2/11～2/25　　霊石付近の戦いに参加

2/26～3/10　　黄河追撃戦に参加

3月30日　　右頸部湿疹にて野戦病院に入院

4月26日　　退院　原隊復帰

5月18日　　腹部貫通銃傷を負い戦死

 

　　動員令があと10日遅くに出されていれば、おじいちゃんは我が子を抱くことが出来たのです　

　　おばあちゃんの胸中を思うと・・・です　

　　息子を戦地へ送るひいばあちゃんは気丈であったと思います。ちょうど私の年くらいか・・・　　

 

戦車供与300両超

ついにドイツが戦車レオパルト2のウクライナ供与を許可しました。「アメリカの戦車も供与するなら」と駆け引きしていたようです。

 

これで欧州各国が持っている戦車をウクライナに供与できます。ポーランドは「ドイツの許可なくても許与する」とまで言っていました。国境線を接する国ですから、「ウクライナの次は我が国か」という危機感があるのです。

しかし、供与が決まったからと言って訓練したり、修理保持の技術を磨くために3か月はかかるそうです。