ニューヨークチーズケーキ

今はgleeのまゆげ王子×お洒落くん・ばっとまん蝙蝠×夜鳥中心。更新は寝ているカメ並。

蝙蝠の影

2011-10-22 | ザ・バットマン&TT(ディック!!)


アメリカで発売のダークナイトゲームでバトンを武器にするナイトウイングが使えるらしいですね。
いいなぁ!でもバトンで戦うってチア的な・・・(違う)


今回の小説はゲイムービーを見た後に書きました。アメリカンゲイにきゅんきゅんきます・・・!!







昼間からデビットは逞しい胸にいとおしい彼を抱いた。ディックは嬉しそうに顔を埋める。

「君の家族にも挨拶したいな。おれは君の事を真剣に、愛してるから…」
ディックが表情がかたくなる。
「そんな話、ここいがいでしょうよ、せっかく時間があったんだし…ねえ、デビット?」
「でもこれからの二人には沢山時間を作れるさ、仕事を辞めて俺のそばにいてくれるだろ?」
話ながらも覆い被さってきたデビットとキスをした。

簡単に辞めれる仕事ならね。


蝙蝠の影


デビット・ウィルソンは典型的な真面目なゲイだ。
一人に誠実で仕事はトレーダー、出会いはバーで。
穏やかな、なかなかない平穏な相手だ。
「なんでご両親に会わせてくれないんだい?カムアウトしてないのか?」
「いや、してるけど…」
夕日がデビットのブロンドの髪を通してまぶしい。
「…その…僕は養子なんだ…だから、その、」
「…心配…なんだね。」
「…う、うんまぁそんなところ…」

ゲイだからショックを受けられる心配、じゃない。僕が心配なのは…。

その3日後の明け方、ディックが帰ってきてデビットは手紙を見た。
“君とは生活のリズムがどうしても合わない。いとおしい君とすれ違う毎日ならおれは我慢できない。でも、ずっと愛してる××ד
わかってたさ。
クラムファイターとトレーダーの生活が合わないことぐらい。

僕は二人で買ったソファーに座ると手紙を紙飛行機にして飛ばした。ー


ナイトウィングにも人肌恋しい時はある、だけど、なんか新規開拓な気分じゃない時って。
「あ、もしもし、?赤ちゃんは元気してるー?」
「やぁ、だれでしょーか、ヒントはサイが三ヶ月前キスした人です。」
「アクアラッド?元気してたー?てかなんで水の中でつながってるんだろ…?」
「アリー?きみのスピード、感じたいな…」

だから片っ端から知ってるヒーローに声をかける。
別に昔から遊んだり遊ばれたりしてきた後腐れのないやつばかりだ。
一人ぐらい捕まえられるだろう。


「おお、めっちゃ可愛くて元気だぜーお前もそろそろ身かためろよー。」
「キスなんて何人としたかなんてわかんねーよ。他当たれーディック。」
「え、えへへ、すごいでしょー」
「ジーザス!せっかくだけど敵おってんだ!俺のスピードはまたこんどな!」

全員だめなときもあるーいや、ちょっとショックだった、そんなに僕って魅力ない?
いや、たまたまさ。
他のヒーローはどうやって私生活をきりもりしているんだろう、理解があって相手がー女性だったらもっと楽だったのかもしれない。男は仕事がある。そして夜を中心に生きるクラムファイターとは生活のリズムが合わない。

「デビットには…僕がナイトウィングだってことも言ってなかったな…」

バーで出会ったときも火遊びなつもりでいたから。
まさか家にまで挨拶に来たがるほど付き合うなんて思ってなかった。
…まぁ3ヶ月しか付き合ってなかったわけだが。

「こんなときに限って仕事もないし…」
どんなことにも周期はある。ヴィランが出やすい時、出ない時。
勿論平和なのは嬉しいことだが…。
「………」
ブルースも今暇な時期だよな…。
これは、肌さみしいから思い出すんだ。うん。そうだ…。

デビットにはヒーロー以外にも言ってないことがあった…ブルースのこと。

僕たちはーいや、僕はブルースのことが…。

「そうだ!」
やめろやめろ!ブルースのことなんて!今はブルーな時期なだけ!
「ティムも空いてる時期ってことだよね!」





「あのね…ボクは学生なの、だから平日にこられてもディックと遊んでられないわけ。」
冷たいティムの目が突き刺さる。僕だって仕事ぐらいしてるよ…不定期にバーテンダーとか。
「そんな…電話の時は付き合ってくれるってー」
「ボクが付き合うとは言ってないよ。」

しまった。

はめられた。だからウェイン邸まで迎えに来てなんて言ったのか!
「うちにも一人暇で暇で仕方ない人がいるんだ。相手してあげてよ。」
「そんな、ティー」
じゃ、とばかりに手を振るとティムは駆けて言った。
「…昔は可愛かったのになぁ…」
ジェイクといいティムといい…もうこれ以上弟が増えたら心が折れちゃうよ。

「…仕方ない、帰ろー」
「ディック様。お帰りなさいませ。」
玄関に、満面笑みなアルフが立っていた。


デビットをもしこの家に連れてきてたら落ち着いて挨拶なんかできてただろうか?
この家にくると大抵の人は広さと豪華さに参ってしまう。それでも挨拶できたならデビットを逃したのは失敗かもしれない。

ブルースの部屋のドア…懐かしい、なんどこの中で二人…。
すれ違いばかりだった。
僕は自分が子供なのがすごく嫌で大人ぶった。ブルースは何度も女の人と関係を持ってそのたびに帰ってきた。
大人ぶったガキはさみしいとは言わず、ブルースは…何を考えてるのかよくわかんなかった。

それでも好き、だった。
「……」

だった。だった。だったったら、だった!

好き、だったんだ。今は好き、じゃない!

ならこのドアを開けるのは簡単だ!いつもみたいにスマートに遊べばいい、もう大人なんだ!


ドアに手をかける。あ、ノックしなきゃーしかしノックする前に重いドアが独りでに空く。

中からは当然ブルースがでてきた。

落ち着け、クールに、大人らしくー


「ハ、ハイ、ブルース!暇らしいね、ファックでもどう?」

スピーディ×ロビン

2011-10-15 | ザ・バットマン&TT(ディック!!)
 
個人的になのですが、スピーディ×ロビンがただ今きております。アクアラッド×ロビンとかKフラッシュ×ロビンとかもいいよね。
ロビンはバッツのことが好きで、バッツも自分の気持ちには気づいてるけど犯罪になるし・・・ってぐるぐるしてて、ロビンはそれがわかってるから替わりにを求めて軽い感じでSEXとかしちゃったりね。それで腐れ縁のスピーディとか、弱気ラッドとか、友達なKフラとかとやっちゃったりさ。
逆にただただ青春ぽくもいいなぁ、スピーディには他に子供ができてディックだけふらふらしてるのかミソですよね。

you are pet

2011-10-08 | ザ・バットマン&TT(ディック!!)

B&Bの放送始まりましたね!ディックはあれを見て毎回、嫉妬にもえているんだろうなぁ・・・
ブルービートルとグリーンアローはヤバイ気がします。夜道に気をつけろ!!

ブルービートルってなんかエロいですね。でもララランドセル天使の羽を思い出します。

今回はイラストです。くるぶしって、いいよね・・・。誰の足かはご想像にお任せします。

宝物箱

2011-10-01 | ザ・バットマン&TT(ディック!!)

最近寒い・・・寒いの嫌いです・・・。

アメコミファンサーチ様に登録させてもらいました!!やったー!!またアメコミファンに近づけたかも!!



タイガー&バニーを見てるんですがヒーローバーにスーパーマンらしい人がいたり全体的にアメコミぽくてきゅんとします。
十月の深夜からCNでBATMAN B&B一話目からやるらしいですね!この感じでTTGとかザ・バットマンとかやってくれないかな!
アメコミが血液にたりてないよ!






チャレンジコーナー!今回はディック誘拐シーンをねちっこく、犯罪者なブルースで。





怯えた眼、無理もない彼は今しがた両親の死を目にしたのだ。震える体、無理もない彼を迎え入れたのは寒い洞窟だ。

宝物箱。

大きくケープがはためいた。その影に怯えたように彼は小さな悲鳴をあげた。
「私はバットマン―君をここへ連れてきた。ここは―バットケイブだ。私の基地になる。」
わかったのかわからないのか、止まることを知らない涙は次々と溢れ流れる。
「―君、グレイソンくん、」
「やっ…!!」
落ち着かせようと伸ばした手は見事に避けられた。
彼は昔の私を彷彿とさせた。私も昔はこんな風に怯えていたのか?いや、私は彼とは違い突然知らない穴蔵へとは入れられなかった。

しかし私は彼を私の手で救いたかった。なぜだか解らないが、私はなにか胸がつかえたようになったのだ。

連れてきた時はほとんど本能的にショックで何もわからないだろう彼を気絶させた。
頭のどこかでは彼がもし拒絶したとしてもケイブのどこかでいさせれば良いと思った。彼は今自暴自棄だ、私が保護しなければ。

「やぁっ…!助け―」
ケイブ内に怯えた声が木霊する。
このままでは説明する前にアルフに疑われてしまう。なぜだか彼を誰にも知らせたくない気がした。

私は彼の口を手で出来るだけ優しく塞ぐとベルトから丸い口枷を出した。

「…痛くない、口を静かに開けなさい。」

彼は素直にその小さな口を開けた。その愛らしい口に口枷をかませる。
タオルを取り出し首の下からかけてやる。これで涎で気持ち悪くならない。

「…いい子だ。私は君を助けたい、わかるね?」

首は振らなかった。まだ怖いのか、口枷に戸惑っているのか。
「…なぜだかわからない。だが、君を手元へ置きたい。君には不自由なく暮らさせれる。わかるかい?」
わからないはずだ。私もよく解っていないのに。

「わかったら、首を縦にふっておくれ。」

彼は首を激しく横に振った。カチカチとプラスチックの口枷が歯にあたる音がする。


い・や


私の胸が何か変化した。
よくわからない、捻れた?歪んだのか?
何が、胸が?心臓が?
何かが渦を巻いた。

黒い何かが。

不安な時は笑いかけるのが一番だ。私は微笑んだ。なぜだか胸が暖かくなってきた。大切な物が手に入ったような…

「大丈夫だ。今すぐにとは言わない。気持ちも落ち着けたいだろう。」

私はニ三時間立ち去るつもりだった。しかし気づいた。このまま彼を置いておいたら迷子になるかも知れない。ケイブの穴に落ちるかも知れない。
私は彼の手をとった。出来る限り優しく。

「いいことを思い付いた。」

私はその手を優しく包んだ。一番柔く、しかしほどけないようにシルクで両手を縛った。

「大人しくしてなさい。」

私はなんだか東洋風に言えば後ろ髪引かれるような気持ちでケイブを後にした。

なんだか風景が何時もと違う、なんだか輝いて見える―私は彼の手をとった暖かさを思いだし、小さく握った。

私の、小さな宝物―

小さく声をだした、その響きは今までにないほど気に入った。



―――――――
書いてて久々気持ち悪かったです。夜のテンション恐い。