CP+に行ってきました。主に見てきたのは次の3つです。
・BORGのカーボン鏡筒とM75ヘリコイド、M57ヘリコイドDXⅡH
・NIKONのD500と500mmF4レンズ
・オリンパスの300mm F4 レンズ
目的はトビモノ用の撮影機材を見つけたかったからです。
BORGを軽量化してトビモノを狙うのであればカーボン鏡筒と新型のヘリコイドは魅力的です。しかしながら超望遠で空中を高速移動する鳥をマニュアルフォーカスで撮影するというとても高いスキルが要求されるので、私に使いこなせるかどうかはわかりません。
それでも軽量化できれば持ち運びだけでも楽になるので、カーボン鏡筒はすぐにでも欲しいアイテムです。でも量産まではもう少し時間を要するとのこと。
BORG開発者のNさんとも少しだけお話しをさせていただけたのですが、とても気さくで感じのいい方でした。携帯で本ブログの写真をお見せしたところ「よく写っていますね。」と嬉しいコメント。それだけでも行った甲斐がありました。
一方ニコンのD500と500mmF4の組み合わせによる写真は、カメラマンの野口純一さんや中野耕志さんがニコンブースの中で紹介していました。大スクリーン上の画面であっても、ピントの甘さやノイズはほとんど気にならないし、躍動する野生動物や飛翔する野鳥が高い解像度で映し出されていました。D500はオートフォーカスがニコンの最上位機種となる5Dと同等のものが使われているらしく、DXフォーマットゆえに画面上に占めるフォーカスポイントの範囲はFXフォーマットの5Dよりも相対的に広くなるとのこと。ISO高感度時のノイズの少なさも魅力的です。これまた欲しくなってしまった。ただ、実売価格で500mm F4レンズと合わせて120万位になりそうなのでしばらくは憧れのままでしょうね。BORGとD500の組み合わせも考えてみましたが、D500はボディー内に手ぶれ補正が無いこととミラーショックの影響によるブレが心配でボディーだけの選択は今のところ考えていません。
オリンパスの300mmF4も気になっていたのでブースに立ち寄ってきました。
自分のSDカードで撮影してもいいと言われたので試写してみました。現場で見たときはブレている写真もあったので、イマイチかなと思っていたら全部シャッタースピードが1/60で、ブレていた写真の大半は被写体ブレ。もっと色々試してみればよかった(~_~;)
でも、ピントがキッチリでていた写真は手持ちでありながらブレが無く高い解像度でした。手ぶれ補正機能はとても秀逸であることを実感。コンパクトで機動力も高そうなのでトビモノ用レンズとして、シャッターチャンスは広がりそうな気がします。でもやっぱり価格が。。。
結局そこか!って言われそうですが、BORGの解像力が高いがゆえに、大枚をはたいて購入した大手メーカーのカメラやレンズの解像力に満足できなかった場合、ものすごく後悔しそうな気がしてしまうのです。という訳でもうしばらくBORGで腕を磨くことになりそうです。
こうしてあれこれ考えているのも楽しいものです。CP+、とても刺激になる楽しいイベントでした。