八兵衛の野鳥写真日記

超望遠で撮影した野鳥写真のブログです。

操作性

2016-11-20 | オオタカ

D500を使い始めて5ヶ月程。自分なりの印象をまとめてみました。
使ってみて感じるのは操作性の良さです。ファインダーをのぞきながら右手だけで主要操作ができるのがその理由です。
一番のお気に入りは右手の人差し指で電源のON-OFF操作をできる点です。1日で数百枚から時には千枚をこえる枚数を撮影するので、撮影時以外は電源を切っておきたいし、鳥を見つけたらすぐに撮影態勢に入りたい。スペック表には出てこない地味な機能ですが、電源をこまめにON-OFFしたい私にとってメインスイッチの位置はすごく気に入っているポイントです。重くなるバッテリーパックはつけたくないので。起動時間も短いですし、電池の持ちも不満はありません。
次に、人差し指で操作するサブコマンドダイヤルと親指で操作するコマンドダイヤルの操作性も気に入っています。配置が絶妙で動かしやすいこともありますが、細かいカスタマイズができて、自分好みの設定で使えるのがいいです。私の場合は、サブコマンドダイヤルを露出補正ダイヤルとして、コマンドダイヤルをシャッター速度設定(絞り優先AE時は絞り設定)として割りつけています。ファインダーをのぞいたまま、グリップを握った状態で瞬時にシャッター速度変更と露出補正ができるので、自分としては理想的な設定にできました。でも、とにかく取説がわかりにくかった。『露出補正簡易設定』と『コマンドダイヤル設定』の「メインとサブの入れ替え」で設定できましたが、探しにくいし、細かい割りに肝心なことが書かれてない感じ。結果OKなんですが、取説だけはちょっと残念な感じでした。
もう一つ操作性で気に入っているのがフォーカスポイントをサブセレクターで(親指で)簡単に動かせる点です。フォーカスポイントが多くて広いのはいいのですが、ダイナミック153点AFやオートエリアAFだと意図していないところにピントが合いそうなので、ダイナミック25点AFやグループエリアAFでフォーカスポイントを限定した状態で使うことが多いです。その場合、フォーカスポイントは画面上では狭いエリアなので、移動させたい時もあります。その時、ファインダーをのぞいたまま、ちょうどいい移動速度で意図した位置にポイントを置ける。自分の意図通りに操作できています。
総じて、使いやすいです。

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