四大陸フィギュア選手権第3日男子フリーでSP首位の高橋大輔がフリーでも1位となり、合計244・00点で2008年以来の優勝を
果たしたようだ。SP3位だった16歳の羽生結弦がフリーでも3位となり、合計228.01で2位と健闘、女子SPでは安藤美姫が今季
自己最高の66.58点で首位発進。浅田真央は63.41で2位。
演技を終わると高橋は首をひねり「今日のパフォーマンスでは正直(3月の世界選手権を)勝てないと実感した」と述べたようだ。
シニア転向1シーズン目の羽生が2位と健闘。冒頭に4回転ジャンプ、トリプルアクセルと高難度の技を立て続けに成功させて、
勢いに乗り、演技終了後はその場にしゃがみ込むほどすべてを出し切ったようだ。
演技が終わると浅田は、がっかりしたような表情を見せたようだ。冒頭のトリプルアクセルが回転不足となり、着氷も乱れたようだ。
練習では精度も上がっていただけに、「本当に試合で一発(決める)というのは難しい。ジャンプ以外は良かったのに悔しい」と
振り返ったようだ。