横浜国際女子マラソン 2009年ベルリン世界選手権銀メダルの尾崎好美が2時間23分56秒で優勝。2時間25分59秒
以内という選考基準をみたし、今夏の世界選手権の代表に、女子で初めて内定したようだ。国内女子で2時間23分台は
09年大阪国際女子の渋井陽子以来。2位はマラソン2回目の中里麗美で2時間24分29秒。初マラソンの永尾薫が4位に
入ったようだ。
尾崎が勝つべきレースで勝ったようだ。実績から見れば優勝候補の筆頭。山下佐和子監督は「勝って当たり前の中で
勝てる選手になってほしい」と、レース前に言おうかどうか迷って結局は言わなかったようだ。
だが、29歳の教え子は分かっていたようだ。「今までで一番勝ちたいと思って出たレース。しっかり優勝出来たのは
自信になった」。重圧をものともせず、日本のエースとしての貫録を示したようだ。