坂の上のチビタと楓太と春陽

お空の上のちっこい兄ちゃんチビタを見上げるでっかい弟 楓太に
春陽という ちょっとちっこい妹ができました♪

サンタ・・・4年

2010-06-14 | サンタ
サンタとの出逢いは1991年12月25日のクリスマス。
とある商店街の熱帯魚屋さんの店先。
寒い風が吹き抜ける冷たい錆びたケージの隅っこで、背を向けて丸くなって震えていました。
その前年に旅立ったガッちゃん(女の子)にそっくりな後ろ姿に心が揺れ動きました。
3日後、まだ迷いながら・・・おとーさんとその熱帯魚屋さんへ行き
その子をケージから出してもらい、初めてのご対面。
予想外の男の子でした。顔も全然ガッちゃんに似ていませんでした。
お店の方は、元の飼い主さんの引越し先がペット禁止で飼えなくなったらしい
と言っていたけど、真実はわかりません。
血統書もなく、誕生日もわかりません。それになぜ熱帯魚屋さん?
でも私達には、そんなことを知る必要はありませんでした。
迷いはなくなっていました。
男の子だったけど、ガッちゃんに全然似ていなかったけど・・・
これからこの子と生きていく・・・それだけで十分だったし
それだけが真実でした。

その日から14年半、サンタは私達の喜びや悲しみを傍でずっと見ていてくれました。
そして・・・2006年6月14日23時50分 サンタは私達の元から旅立っていきました。
チビタという弟を残してくれて、楓太との出逢いの道も残してくれて。。。





あれから、もう4年も経ってしまったね。。。
チビタは寝るのが大好きなおじいちゃんになってしまったよ。
でもサンタの年を越すくらい頑張ってもらうつもりだからね。
楓太ももうすぐ4歳になるけど、まだまだヤンチャさんで
おとーさんとおかーさんをいつも笑わせてくれてるよ。
そのおとーさんとおかーさんは、ここんとこオンボロになってきちゃってね~
いつも近くで見ていてくれるから、サンタはぜ~んぶ知ってるよね。
でも、チビタと楓太を、サンタのいるところにちゃんと届けるまでは
まだまだへこたれていられないと思ってるよ。

「そんなおいしい物、ボクは食べさせてもらったことないぞ~」
「そんな楽しい事、ボクはしてもらったことないぞ~」
サンタはそう思うかもしれないけど、おとーさんとおかーさんは
もっともっとチビタと楓太をニコニコにしてあげたいと思ってるよ。
許してくれるよね。。。傍で一緒にニコニコしてくれてるよね。。。
サンタだもんね。。。



         

あの日、寒いのを我慢しておとーさんとおかーさんを待っていてくれてありがとう。
まだまだ先になると思うけど・・・
また逢える日まで、できるだけ近くをうろうろしながら待っていてね。。。



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2 コメント

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2006年6月 (jyai)
2010-06-15 15:32:19
サンタ君も2006年だったんですね。しかも6月。ジャイアも2006年6月12日でした。戌年でしたよね。年賀状に今年は戌年だから楽しいこといっぱいありますように・・・って書いていたのに・・。
でもジャイアもちゃんと自分が亡くなる前にららと出会いを用意してくれてました。本当に感謝しています。
あの子に対してはほんと今から思うともっとこうしてあげたら良かったと思うことがありますし留守番も多かったです。でも本当に一緒に道を歩んで行けたような気がします。そしてそのの道は今でも続いている・・・。と、このごろ思うようになってきてます。お別れは哀しかったけれどもで出会えたことに感謝ですよね。
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jyaiさんへ (ちびふうママ)
2010-06-17 21:07:41
そうでしたね。
あの頃はまだお知り合いにはなっていなかったけど
同じ時期に辛い闘病と哀しいお別れをしていたんですよね。
私も楓太が来るまでは働いていたので、サンタもずーっとお留守番生活でした。
十分なことをしてあげられなかったかも・・・と後悔もありますが
あの日の出逢いはサンタがウチの子になる為にあったものだと思うので
最後の瞬間まで一緒に歩んでこれた事を喜びと思えるようにもなってきました。
そして姿は見えなくても、その道は今も続いているからこそ
今日もサンタに笑って「おはよう!」って言えたのだと思います。
jyaiさんもきっとそうですね^^
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