いろいろ。

同人サークルA-COLORが北海道をうろうろしながら書いているブログです

夕張のレンタルビデオショップディオ

2025-01-29 18:38:53 | 聖地巡礼
個人経営のレンタルビデオショップ 北海道夕張市といえば、1990年から開催されている「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」の影響もあって「映画のある街・夕張」というイメージがあります。 しかし、夕張市内から常設の映画館が姿を消して久しく、映画祭も時代の流れとともに運営規模の縮小を余儀なくされています。 そんな状況にあっても、長らく夕張市内で映画の明かりを灯し続けているのが「レンタルビデオシ . . . 本文を読む

第1回 納涼スクリーンフェスティバル

2025-01-27 20:02:08 | 聖地巡礼
納涼スクリーンフェスティバル開催 『夕張タイムス』1986年7月21号によると、1986(昭和61)年8月2日~4日の三日間で「第1回 ゆうばり映画祭 納涼スクリーンフェスティバル」が開催されるとあります。 場所は、石炭の歴史村にあった屋外劇場「グリーン大劇場」。収容人数1万人という大きな施設でした。 (『夕張タイムス』1986年7月21号より) 入場料は500円。プログラムは以下の通 . . . 本文を読む

『女ひとり大地を行く』従来版と最長版

2025-01-25 14:02:11 | 聖地巡礼
最長版の上映 1953年に『女ひとり大地を行く』が公開されてから50年余り。2008年12月、国立フィルムセンターで「生誕百年 映画監督 亀井文夫」が企画され、『女ひとり大地を行く』が上映されました。 しかし、このときに上映されたのは164分のバージョン――これまで全国で上映され、ソフト化されたものは132分だったはずなのに。32分もの差があります。 このときに上映されたのは映倫による削除要 . . . 本文を読む

『女ひとり大地を行く』上映へ

2025-01-24 20:41:55 | 聖地巡礼
朝鮮戦争の影響 全面協力を得られるはずが、炭鉱会社を批判する内容ゆえに施設の使用を断られ、さらに63日のストに巻き込まれて三つの炭鉱を転々とすることになった本作。 会社が出炭目標を掲げているシーンがある一方で 労働強化に反対するビラを貼り出すシーンがあったりします。 それでもなんとか難産の末に撮影を終えたのですが、公開までにはまだ難所がありました。 【『女ひとり大地を行く[ 最長 . . . 本文を読む

『女ひとり大地を行く』の聖地巡礼(太平洋炭鉱・雄別炭鉱編)

2025-01-19 20:55:01 | 聖地巡礼
作中の場所について 夕張市を後にした撮影隊は、釧路市の太平洋炭鉱、旧阿寒町の雄別炭鉱で撮影を続行。夕張市では撮影できなかった坑内や炭鉱設備のシーンを撮影をしました。 坑内や機械を使っているシーンは、このときに撮影されたと思うのですが、具体的な撮影場所を示す資料は見つけられませんでした。 手掛かりとしては、太平洋炭鉱では【益浦斜坑の坑内撮影、選炭場、別保にセットを組んでロケ】をしたとあるので、 . . . 本文を読む