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同人サークルA-COLORが北海道をうろうろしながら書いているブログです

女ひとり大地を行く

2017-07-23 16:10:55 | 映画-2017年

『女ひとり大地を行く』DVDをゲット~!
作中では明確に夕張と言われてなかったような気がするけど、1950年代の炭住街や炭鉱の様子が見られました。
ちなみに撮影中にストが始まって、坑内の様子は太平洋炭鉱で撮ったようです。
作中に出てくる炭鉱会社は北洋炭鉱というのだけど、北炭と太平洋炭鉱で撮ったから、こういう名前にしたのかしら?

夕張のシーンは当時の炭鉱とか町がそのまま撮られているので、すごく見応えがありました。
千歳に米軍基地があったのは知っていたのですが、今の千歳と違いすぎてビックリしました。

炭鉱労組出資『女ひとり大地を行く』と通産省出資『愛と希望の炭鉱』ともに「兄の不始末のために進学を諦め炭鉱で働こうとする弟」が登場するんだけど、昭和時代にはそういうテンプレがあったのでしょうか。
北斗の拳も「兄より優れた弟なぞ存在しねえ」だったし。

『ほっかいどう映画館グラフィティー』によると、空知地方には映画会社経営の他、炭鉱会社経営の映画館もあったようです。
当時の空知地方では『女ひとり大地を行く』って、どういうカンジで上映してたのかな。
東宝から労働争議で分かれた独立プロが、北海道の炭鉱労働組合から出資を受けて炭鉱会社と労働者が衝突する『女ひとり大地を行く』を撮ったわけだけど。
上映に規制をかけてたのか、アレはアレ、コレはコレで分け隔てなく扱ってたのか。
独立プロの映画や労働組合出資の映画が、当時はどういう扱われ方だったのか興味があるです。


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