恐怖スリラー大百科(Amazonでは扱っていない模様)
発行:頸文社
チビッコの頃には必ず流行る心霊現象とそれの関連本。
オレがチビッコの頃、関連本は主に心霊写真本と実録本とに分かれていた。
で、これは心霊現象を実録風に記述した読み物主体の本。
(今にして思うと、これは最近流行の都市伝説本のようなものだ)
んで、その中の「世界のショックムービー」という項で、恐ろしい映画を取り上げているのだが……『カランバ』とか『食人族』などの、ヤコペッティ風イタリアン残虐ムービー(もちろん、『世界残酷物語』もある)ばかりを取り上げるという、身も蓋もない代物。
スリラーでもなんでもねえじゃねえかと思いたいところだが、やっぱり『カランバ』の腕もげシーンなんかはチビッコにとっては強烈だったりもする。
ちなみに本書でヤコペッティは「ドキュメンタリー映画の巨匠」と紹介されており、このセンスというか、当時の感覚には腹を抱えて笑ってしまう。
おそらく、こんな本、今なら発禁間違いなしなんだろうな。
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