てつがくカフェ@いわて

てつがくカフェ@いわてのブログです。

てつがくカフェ@いわて-etcetra avec DAN- Bien fait!⑤

2013-11-28 13:25:45 | 芸術

当日持ってきてくださった「ラピス・ラズリ」のアクセサリーはこういうやつです(下の写真)。目の覚めるような鮮やかなこの青の鉱石の中に「金」が入ってると、奥さまが教えてくれました。確かに砂金のようなゴールドが入っているんですが、奥さまが「さらっ」っと金なんて言うものですから、なんといいますか、光ものや高価なものに縁も免疫のない私には、実感が沸かないんですよね。かといって、ジャパネット・タカタのようなオーバーアクションで「奥さん、これ金っすよ!」とか言われても同じく実感わかないと思いますが。やはり日頃から感性を鍛えておかないと、なかなかそういう鉱物を<読む>「リテラシー能力」はつきませんよね。「贋金を見破るためには、本物を一度見せればいい」と言われますが、まさにそれですね。贋金ばかり見てても、贋金かどうかはジャッジできない。

そうそう、カウンターにカフェの最初から最後までいらっしゃった(盛岡では知らない人はいないという)プロのジャズピアニストさんが、一目散に淡いブルーの巨大フローライトに魅了され、完璧にrock herされてましたね。

さてさてブログがなかなかカフェの内容に入りませんね~笑。

DANさんは多才な方なのでその紹介に終わってしまうという、この悩ましさ・・・

カフェの内容についてはもうしばしお待ちを。

明日から北海道なのですが、氷食症のくせに冷え性の私はかなりびびってます。やんたな~(→宮古弁)

※そういえば、昨日もてつがくカフェ@いわてに関する電話問い合わせが2件ありましたが、残念ながらもう終わりましたよー(加賀谷)。

 


てつがくカフェ@いわて-etcetra avec DAN- Bien fait! ③~photo発見~

2013-11-28 12:56:15 | 芸術

DANさんのFacebookを久しぶりに拝見しましたら、写真が掲載されてました~。私には記録する時間がなかったので嬉しいです。そういえばてつがくカフェの参加者の方は落ち着いた年齢層の方々が多いので、毎回写真記録に残す方っていないですね。

DANさんの奥さまがカフェの様子を結構撮影されていたので、こういうの助かりますね。また見つけたらupいたします。たぶんこれはリハーサルしているときですね。

Face bookは何秒かごとにぼやいてくる、完全に精神不安定なウザい人がいたのでやめたのですが、DANさんのfacebookは公開されているので、facebookやってなくても皆さん見ることができます♥(加賀谷)。

 

         


てつがくカフェ@いわて-etcetra avec DAN- Bien fait! ②~préparation~

2013-11-28 08:45:50 | イベント

préparation~準備~

てつがくカフェ@いわての前日22日に、DANさんに確認の電話。

「明日の準備&打ち合わせは開場1時間前の17時頃で宜しいでしょうか?」

「16時頃に入って準備しようと思ってます。」

2時間も前から???

・・・さすがミュージシャン。

音響器具や長身スピーカー2台の設置、ご自身のギター、フルートとの音合わせ、リハーサル、そして今回はDANさん夫妻がお寺から借りてきた巨大スクリーンをプロジェクターを使って、当時の釜石の映像を映しながら、『命の花』を演奏していただくので、それは準備に相当時間がかかりますよね。この音響器具というのを初めて見ましたが、ピコピコと光るコンピューターなんですね。

<言葉>だけで勝負してきた私たちとは全く違う演出。人工的な器具・道具性が高いイベントの準備。勝手がわかってらっしゃる奥さまが手伝ってくれて本当に助かりました。お二人アイデアを出しながら黙々と、時に議論しながら最高のパフォーマンス性を演出することだけを考えて準備していく。DANさんの並外れた集中力、それを静かに支えるようなおくさま。そして皆をなごますような朗らかな場づくりと潜在的な牽引力。奥さまは事柄としては目に見えていない、沈黙下で起こっている文脈を読み取る能力に長けてらっしゃる・・。

私はその与えられた条件での一番ベストな空間を作るため、ほとんど話術でアイデアを出していくだけ。とても共感したのは、DANさん夫妻も、ライヴ感覚で現状を切り抜けていくセンスと柔軟さと強さとユーモアを持ち合わせていること。しっかり計算して計画を立てて来られたたであろううに、それを周囲に必要以上見せず、その当初の設計図を潔くデフォルメし、かつ最善をつくす、その現場主義的な姿勢に賢さと強さと、なにより素人の私に対する思いやりを感じました。自分が想定していた事に反することが起こったとき、それに不平不満を言うのは実にたやすい事ですが、こだわりの強い職人・アーティストでありながらそのような無駄な「頑固さ」はないのですね。DANさん&奥さまのますますFANになりました!!

ただ、しゅんのコンサート担当Kさんも巨大スクリーンは想定外だったようで、そのスクリーンを階段の広い踊り場から真向かいの、ちょうど同じ高さにかかってある丸太になんとか吊るしたかったのですが、それは断念。

しゅんの内壁が白かったのに助けられ、そこに映像を映し成功。

お互いカフェの進行・スケジュールや曲の選曲をもう一度確認。

それからDANさん夫妻は音合わせやリハーサル1FカウンターにはDANさん作の宝石たちをディスプレィ。浄法寺漆と宝石のコラボ、ラピス・ラズリのなんて美しいこと。私は鉱物の匂いが好きなので、その欲求を抑制するのに格闘。

ちゃくちゃくと配布資料とお客様の座席配置など開場づくりへ・・・・(続く)

この写真は「浄法寺漆」とのコラボで人気商品です(加賀谷昭子)。

 

                                                          

 


てつがくカフェ@いわて-etcetra avec DAN- Bien fait! ①

2013-11-27 08:14:47 | イベント

11月23日土曜日、@しゅんでのDANさんをお招きしての「音楽の力」をテーマにしたてつがくカフェ。

本当に本当に参加してくださった皆様のおかげで、今までで一番やりたかったてつがくカフェができました!(涙×涙×涙)。

外が薄暗い中始まった今回のカフェは、本当の喫茶店(いつもはアイーナという公共施設)で開催され、ちょっと客層もあやしい感じの方々もビール片手にカウンターに何人かいたりして、That's てつがくカフェ!といった感じでした。

DANさん初め参加者の皆様に本当に感謝です。といいますか、まずDANさんの奥さまのSさん、本当にご参加いただき感激です♥♥♥!!!来てくださるなんて本当に思いもよりませんでした。そしててつがくカフェ責任者、I先生の奥さまもカフェ初参加。いつもチラシのデザインやってくれているH君、君は予想を裏切るくらいぶっとんでましたね。君くらいぶっとんでるなら、S.フロイトではなくJ.ラカンがおすすめ♥M.クラインとかもいいかもね。

DANさんも言われてたように、不眠症は年をとると、疲れて寝たくなくても寝れるようになるから大丈夫だよー。うちの体育会系の亡き父親は、私がウツ病になったとき「汗をかけば治る!」とか言われて、昭和のむちゃくちゃな論理で早朝神社とか走らされたなー。階段をうさぎ跳びの時代ですよ。あれ後ろにバランス崩したら危ないですよね。何かうさぎ跳びが科学的に良いとか悪いとかというのは本質的な事ではなく、よくわからないけどなにか一つの作業過程、行動過程のうちに「とらわれ」みたいなのをを忘れていく、そういった効果が大事なんだと思います。なにはともあれH君、君に会えて嬉しかったです。

まずしゅん入りするときの、看板に感激。ランタンのような灯りが点いたしゅんの看板に黒板のようなものがあり、その上にチョークで「てつがくカフェ@いわて」とかいてあり、チラシを2枚裏表貼ってくださっていました。素敵な演出。コンサートマネージメントのKさん、企画時から本当にありがとうございます(最初電話の声が渋くて素敵だったのを覚えております)。その演出が素敵すぎて「今宵何があるの??」と飛び入りで入ってきた方も居ましたよ。っていうか「事前お申し込み制」とか結構みんな無視するんですね(笑)。

お伝えしたいことは山のようにあるのですが、ほとんど私ひとりで遂行した企画で、おまけに進行役だったので撮影記録する余裕などなく映像記録資料が全くない(至らなかったとこともたくさんあると思いますがゆるしてちょんまげ。今回はすべてにおいて未開分野の挑戦だったので本当大変でした)!!!

しかし今までの枠超え、新しいことに挑戦し突っ走っていると、新しいことに保守的でそれを抑制してくる人間、逆に応援してくれる人間などさまざま見えてきて、そういうの含めて今回かなり勉強になりました。

この記録資料がないというのはこれだけは本当に悔しい・・・。

しかしながら記憶を正確に辿って何回かに分けて<言葉>で報告させていただきます。

そしてDANさんを知ってからのこの2か月間走り続けてきたのと、翌日DALFの最終試験というクレイジーなスケジュールを敢行し、その疲労超えから2日間寝込み、そして今週末には学会の要旨提出が迫っており、今週金曜からは法事で4日間北海道へ飛びますので、報告は本当に気が向いたときに突然いたします!

病み上がりの加賀谷より皆様へ取り急ぎ(加賀谷)。