その先生が、57才の時にクリスチャンになられていた事を知り、先生の本をヤフオクで購入。
『ありのままを生きる』と『あなたはあなたでいい あとはイエスにゆだねて』の2冊です。
『ありのままを生きる』の中に先生のクリスチャンへの経緯が書いてありましたのて、抜粋します。
「忘れもしない、その日は定例の教授会が開かれていた。席上、報告書を読み上げている最中、突如、気分が悪くなり極度の貧血に襲われ、その場に倒れ救急車で近隣の病院に搬送された。」
翌朝になって初めて、多量の血液が腹腔内に溜まっている事が判明。
その背景にあつたものとして、娘の不登校、家内が、くも膜下出血で九死に一生を得た、との事。
猛烈な仕事人間で、家庭を取るか、学問を取るか、二者択一を迫られた。娘さんが行っていた教会へ。「私は真面目に教会に行って見ようと思った。それでも、最初は半信半疑で通っていたが、時か経つにつれ、少しずつ自分の中で変化が起きている事に気付いた。
自分はこれまで生きていると思っていたが、実は生かされているのだ、という事が実感として分かってきた。」
東後勝明(1938~2019年)早稲田大学名誉教授