土曜夜のBunkamura、
大好きな空間です。
スイスの画家アンカーさん
子供好きな彼の絵には
かわいらしい子供がいっぱいです。
真剣に編み物をしている少女、
小さい子の面倒を見ている少女、
おじいさんやおばあさんの話を聞いている子供たち…
どの子供たちも今にも動き出しそうで
とても愛らしかったです。
家族が持つ温かい雰囲気を感じることができ
心が温かくなりました。
数は少なかったですが
旅行先のイタリアで描いたという風景画も
繊細かつ温かさがあって
素敵でした。
是非行きたい!と思っていた”フィラデルフィア美術館展”に、
行ってまいりました!
上野のお山に行くのは、久しぶりですね~
6月以来ですね~
紅葉し始めたお山、って感じですね。
さてさて、休日ですので、
もしかしたら、入館する前に並ぶことになるのかな、と心配しておりましたが、
チケットを買うときに少し並んだだけで
入館する前に並ぶ必要がなく、ホッとしました。
館内はもちろん混雑していて、
人だかり、となっているところもありましたが、
今回は初めて、イヤフォンガイドを借りたこともあって、
人山があっても、あまり気になりませんでした。
イヤフォンガイドを借りた理由、
それは檀れいさんがナレーションを担当されていたから!
宝塚在籍時代からその美貌に惹かれていたのに、
『武士の一分』で完全にファンになってしまいました。
落ち着いていて、柔らかい声を、うっとりして聞き入っていましたが、
イヤフォンガイドって、なかなかいいものですね。
眼で絵をみながら、解説を聞ける、
使用前は毛嫌いしていましたが、使ってみるといいものです。
解説を読んで、絵を見ると、
解説だけが頭に入ってくることも少なくなかったのですよね。
混雑を促進してしまうのかもしれませんが、
時と場合に応じて、使ってみたいと思っています。
絵は、とても見ごたえがありました。
印象に残る絵が何枚もありました。
47作家の絵画が紹介されているそうですが、
かなり名作ぞろいなのでしょうね。
売られているポストカードの数が非常に多かったです。
私が買ったポストカードの種類も
普段は2~3枚なのに、
今回は大変多し。
クリアファイル―1、
大きめのカード―1、
ポストカード―9
全部で11種類、
気づけば、チケット代よりも金額が高くなってしまいました・・・。
印象に残った絵は何枚もあります。
テルニの山羊飼い(カミーユ・コロー)、
夏景色、エラニー(カミーユ・ピサロ)、
アンティーブの朝(クロード・モネ)等は
特に好きな作品です。
ルノワールの紹介では、
風景ならその中を旅したくなるような絵を、
女性なら抱きしめたくなるような絵を描きたい
と言っていた?という解説も
心にしっかり刻まれました。
現代に近くなると、ポスターみたいな絵も登場します。
月に吠える犬(ジョアン・ミロ)の作品も気に入ったのですが、
ちらしの裏面に絵が載っているのを見て、
また嬉しくなってしまいました。
もちろん、ポストカードを買いましたよ~
それから
ピンクの地の上の2本のカラ・リリー(ジョージア・オキーフ)にも
惹かれました。
クリアファイルは、この絵が描かれているのを選びました。
ベンデルの春のセール(フローリン・ステットハイマー)も
楽しい絵ですよね。
あとは、大好きな彫刻があったのも嬉しかったですね。
14歳の小さな踊り子(エドガー・ドガ)は
今にも動き出しそう。
きりりと前方を見ている表情が凛々しかったです。
看板の絵画も、
こんなに種類があります(これでも全部ではないのです)。
青いドレスも飾られていました!
満足度がかなり高い、美術展でしたー!
まずは、あんどぅさん、情報をありがとうございましたm(__)m
早速本日、渋谷・Bunkamuraに行ってきました~。
久々の、
実に4ヶ月ぶりの美術館です。
さすが土曜日の夜、すいていますよ~。
作品に集中するには
やはりこのくらいのすき具合であってほしい…!
入口にいたときに近くにフランス人のご夫妻がいて
フランス語を小声で、少しだけ交わされていたのが
なんともいい風情~♪
気分が高まりますよ~
数々の誘惑?よりも
美術館を選んだ人達が集っているからか
ゆったりペースで静かに作品を鑑賞している人ばかりで
なんともいい雰囲気でした~。
一時間強かけて
(20時ちょっと前に入ったので
それ以上はいられないのですけれど)
じっくり見てきましたから
今とても心が満たされた感じですよ~
さて ”モディリアーニと妻ジャンヌの物語展”
よかったですよ!
教科書でその絵をよく見かけたモディリアーニ、
とてもハンサムな方だったのですね。
奥様のジャンヌもとても美しい方。
二人とも絵の才能に溢れ
素晴らしい作品を残したのに
モディリアーニには36歳の若さで病死し
ジャンヌは8ヶ月の身重の身だったのに
モディリアーニの死から二日後に
後追い自殺。
その出会いから、この世を去るまでが
二人の作品や写真、葉書等で紹介されています。
モディリアーニに出会うまでのジャンヌの作品ですが
爽やかで好感が持てるものです。
童話の挿絵にしたくなるような作品もいくつもありました。
モディリアーニが描くジャンヌの絵は、
やはりとても印象に残りました。
頬をばら色に染め、
優しい眼差しで微笑んでいるジャンヌ。
いつまでも見つめていたくなる絵です。
それからジャンヌの絵は
色彩が美しく
女性らしくてすっかり好きになってしまいました。
風景画や静物画像の色は
優しくて穏やか。
「『ルーブル』紙を読む女」 や
「風景の中の帽子の女」 は
シックでスタイリッシュ。
共作や、相手を描いた作品があるのですが、
お互いにいい影響を及ぼし合える関係だったのでしょうね。
”if”を言い始めたらキリがありませんが、
才能溢れる二人が
ともに短い生涯だったことが残念ですが、
お互いを愛おしむ心をいっぱい感じて
心安らぐひとときを過ごしました。
ずっと行きたいと思っていた「スーパーエッシャー展」
ついに行ってきました~
以前、かなり人気のある展示を、
土曜日の夜に見たときには、
思った以上にすいていたので、
今回も、「雨だし、夜なら、空いている?」と
空き空きであることを期待して行ったのですが、
下りエスカレーターの前に
「チケットをお持ちのお客様はすぐ入れます。
チケット購入のための待ち時間は35分」
という文字が見えて、少し躊躇。
といってもまもなく会期が終わりますから、
並んで入ることにしました。
確かに、Bumkamuraの美術館で、
チケット購入のための、あれだけ長い行列を見たのは初めてだったので、
びっくりしました。
実際のところ、待ったのは15分弱でした。
17時40分過ぎに入ったのですが、
当然美術館内にも、大勢人がいました。
4部に分かれていたのですが、
1部と2部は駆け足で見て、
3部と4部はじっくり見てきました。
Bumkamuraの特集ページに、
”今回の展覧会では、
だまし絵の巨匠といった既存のイメージから一歩踏み込み、
版画家としてのエッシャーの素晴らしさも紹介します。”
とありますけれど、その狙いどおりの展示でした。
私も知っていたのは「描く手」であり、「昼と夜」であり、「滝」であり、
すべてだまし絵だったのですが、
好きなイタリアの風景画を始め、多くの、だまし絵でない作品も
生み出されていたのですね。
それから、びっくりしたのは、
だまし絵を描く前に、数多くの正則分割の図を描いていたこと。
それから、それには数学の知識が使われていたこと。
最後に、それを生み出すきっかけが、
スペインのアルハンブラにあること(だって私の憧れの地でもあるのですもの!)。
あと、エッシャー父が、明治政府のお雇い外国人で、
福井の三国町にいたのも、かなりの驚きでした。
エッシャーは、
だまし絵のような不思議な世界を作り出せる天才だと思っていたのですが、
天才も、影で地道な作業をしていることを知りました。
エッシャーの”想像力と構成力”を称えている文章を見ましたが、
本当にそのとおりですね。
あとは、真面目なものを見ていると笑いを加えたくなる・・・というような文章に
大共感!(共感したわりに、覚えていないのが、哀しいところです)
やっぱり人生に笑いは必要ですものっ!
気づいたら19時過ぎ。
慌ててみたつもりでも、1時間半もいたのね。びっくりでした!
11月23日(木)勤労感謝の日、
初めて東京国立博物館平成館に行ってきました。
ここの展示はなかなか興味深いものだったのに、
いつもあっという間に展示期間が終わってしまっていて、
見られずじまい、
この「仏像」展は見逃してなるものか、
と、祝日の朝一番で見に行ってきました。
仏像については
美術の時間&社会科の時間に習ったきりで
特段詳しくはないのですが、
実は、見るのがとても好きです。
服装に関しては、ラメ&光物は好きですが、
仏像は、しっとりとたたずんでいらっしゃる優美な日本の仏像様が
大好きです。
見ていると、心が落ち着くし、浄化されるような気分になれるのですよね。
特に飛鳥・奈良あたりの細身の仏像様が大好きです。
ということで、今回も楽しみでした。
とても見ごたえがありました。
正面から、横面から、背面から
じろじろ見学させていただく機会は貴重ですよね。
展示ケース越しでも、至近距離で凝視させていただけるなんて
感激です。
大型のものは、
国宝・文化財クラスも、ケースなしで展示してありますから、
同じ空間にいるわけで・・・これまた感激です。
目玉になっている十一面観音菩薩像様には
魅入られてしまいました。
後の予定がなければ、ずっと見ていたかったです。
(思わずポスター?も買ってきました!)
スポットライトがあてられていましたけれど、
それがなくても、輝いて見えたほどです。
あとはかの有名な円空が彫った仏像や、
それから木喰が彫った仏像も
初めて見られまして......感慨深いものがありました。
紅葉は色づきがまだ薄く・・・
それでも秋色いっぱいの上野でした。