栗の木蔭にて思うこと

訪問専業「くりす鍼灸マッサージ院」

免許と資格

2014-10-28 20:39:30 | 鍼灸と思想



鍼灸(はり・きゅう)、あん摩マッサージ指圧は免許。(専門学校や専門の大学を卒業し、国家試験に合格する必要がある)

整体やリラクゼーションは資格。(会が出す資格証があるのみ。一週間の研修で施術を開始している場合もある)

免許と資格がごちゃまぜになっている現実。

鍼灸やマッサージは医療機関として、開業の際には診療所と同じ扱いを受ける。

そのため、開業には消毒設備や施術室の広さなど様々な規定があり、規定を満たした上で保健所の許可が出る。

厳しい広告制限もある。

一方、整体やリラクゼーションなどは医療機関でないために、開業の規定や保健所の許可など関係なく店を開いている。

また、広告制限も無いために好きなように広告をしている。

(あん摩マッサージ指圧師免許が無いのに看板に‘マッサージ’と書いてしまうと違反になるので、

リラクゼーションやリンパドレナージュと看板に書いている)

また、街の条例で医療機関の開業が困難な街でも、整体やリラクゼーションなどは関係なくおこなっている。


免許には、医師免許・教員免許・調理師免許・運転免許などがある。

免許となっているからにはそれなりの理由がある。

免許と資格の違いを知って欲しい。


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