栗の木蔭にて思うこと

訪問専業「くりす鍼灸マッサージ院」

糖尿病が増えている

2016-11-14 08:38:05 | 鍼灸と思想
糖尿病の方が増えているというのはニュースでもよく言われていますが、

鍼灸やマッサージの仕事をしていてもそう感じます。

糖尿病の方が鍼灸やマッサージに何を求めているのかをお聞きすると、

一番多いのが「体のだるさ」の改善。

こうおっしゃる方に「糖尿病の症状はご存じですか?」とお聞きすると、

症状を医師から知らされていない方が多いことに驚きます。

「体のだるさ」は糖尿病の症状です。

いわば、糖尿病という病気が原因なので、

糖尿病そのものを改善させることが症状の改善にもつながります。



糖尿病の症状としてほかに、体のだるさや喉の渇き・頻尿・目が見えにくくなるなどがありますが、

医師がご本人に糖尿病の症状を伝えないのはなぜなのでしょうか?

自分の専門分野以外の症状は、他の医院に任せるという考えがあるためでしょうか?

だから、患者様は鍼灸やマッサージで「体のだるさ」が改善するかな?と思われるようです。

私は、糖尿病はやはり食事療法と運動で病気そのものを改善させるべきだと思っています。

鍼灸やマッサージは心身を安定させて暴飲・暴食を減らし、

筋肉や血液循環の働きを活発にさせて、

ご本人が「食べる量を減らせた、動きやすくなった」と感じられるようには出来るのではないか。

いわば、糖尿病を改善するお手伝いにはなると思っています。

糖尿病に限らず、病気は医師に任せきりよりも、

自分で自分の心身を見つめなおすことが重要です。

鍼灸やマッサージがそのきっかけとなればいいなと思いながら仕事をしています。













最新の画像もっと見る

コメントを投稿