栗の木蔭にて思うこと

訪問専業「くりす鍼灸マッサージ院」

局所治療ばかりを受けすぎると

2014-12-06 07:33:48 | 鍼灸と思想
局所治療。

いわゆる肩こりなら肩だけにマッサージや鍼を受け、その他の部位には施術をしないという治療法ですが、

この局所治療を受け続けた結果、

「肩の感覚が麻痺しているのか、肩を触ってみても触っているのが感じられない」

「頻繁にマッサージを受けているのによけいに肩こりがひどくなり、もうどんなに強く圧されても何も感じず満足出来ない」

「あまりにも肩こりがひどいので病院で肩に注射をしてもらったが、注射すら痛く感じず肩こりも改善しない」

という風になってしまう場合もあります。


局所だけに強い刺激を受けると、治療を受けている時は気持ち良くても、

刺激により筋肉や血管が傷ついてしまうためにかえって肩こりがひどくなったり、後からよけいに痛くなったりする事が多いです。

たとえ肩こりで肩に強い施術を受けたとしても、

その部位に血が滞らないような手技や、筋肉を傷つけないような手技、力まかせではなく筋肉に対して圧す角度がきちんと合っている手技であれば、

内出血や施術後に痛むというような事はそうありません。


当院は局所治療はおこなわずに、

鍼灸・マッサージ共に全身を診て、体全体を調整する施術をおこなっています。

※マッサージは、あん摩マッサージ指圧師の免許(国家資格)を持つ方にお願いしましょう。


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