介護保険制度はまだまだ完成されたものではなく、
これからどういうシステムにするかを思案中といったところですが、
鍼灸マッサージ師の業界としては、
「機能訓練指導員にしてほしい」
(簡単にいえば、鍼灸マッサージ師をマシンなどを使っておこなうリハビリ施設の指導員として認めてほしいという事)
「マッサージをリハビリの一環として介護保険のメニューに加えてほしい」という希望があるのですが、
厚生労働省は、
「鍼灸マッサージ師が介護保険制度においてどのような役割を担ってきたか、
特に地域において介護予防分野については情報がほとんどない。」といっています。
そこで川口市において鍼灸マッサージ師が行ってきた地域支援事業の結果を示し、介護の移行率の抑制に貢献できる可能性を提示してきました。
ですが厚生労働省は、
地域包括ケアシステムの構築に向けてさまざまな地域での好事例を求めており、
それには要介護認定率が増加しない、または低下するなどの数値化したデータが必要であるという指導をしました。
患者様の、「気持ち良かった」「ちょっと動きやすくなった」「調子が良くなった」
などの感想はデータとしては認められないのでしょうね。
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