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シロガネの草子

令和の御大礼の御絵巻(おんえまき) 1の巻

 
 令和の御大礼は、あいにくの雨の為、「雨儀」の様式になりましたがしかし、絵巻物のような素晴らしい美しいものでした。シロガネは、BS4Kで録画しましたのでその時の、即位礼正殿の儀の様子を画像にてご紹介します。(まだ仮の状態ですがとりあえず公開します)







ナレーション
 「昨夜からの雨が降り続いています。皇居▪宮殿です。空気がひんやりしています。ここでこの後、午後1時から天皇陛下が即位を内外に宣言される、即位礼正殿の儀が行われます。」






ナレーション                          
 「宮殿の建物に囲まれた中庭、正面に見えるのは、正殿です。階段は儀式の為に特別に設えられたものです。昭和まで即位を宣言する儀式が行われていた、京都御所紫宸殿の作りに習い設けられました。」








ナレーション
 「この階段の上が正殿松の間です。3つの部屋が並ぶ正殿の中央にあり最も格式が高い部屋です。総理大臣の新任式や外国大使の信任状奉呈式、そして新年の歌会始めなどが行われています。」






ナレーション
 「松の間には、正面中央に天皇陛下が登られる高御座、その右側には皇后様が登られる御帳台が置かれています。これから行われる即位礼正殿の儀では、ここから天皇陛下が即位を内外に宣言されます。そして、松の間の中央に進み出た安部総理大臣が寿詞(よごと)と呼ばれるお祝いの言葉を述べ、参列者が万歳を三唱することになっています。」


 




ナレーション
 「総理大臣など、三権の長の姿などが、見えました。安部総理大臣、大島衆議院議長、その後ろに山東参議院議長、そして大谷最高裁判所長官が、正殿の回廊を進みます。今の憲法で行われる、即位の儀式は平成に続いて2度目です。前回、平成2年の儀式では、当時の海部総理大臣が、寿詞(よごと)を読みました。今回、儀式の内容は、前回をほぼ踏襲しています。」








ナレーション
 「今、安部総理大臣、大島衆議院議長、山東参議院議長、大谷最高裁判所長官が所定の位置に着きました。この後、皇族方が松の間に向かって右側の回廊から入られます。皇居▪宮殿から即位礼正殿の儀の模様をお伝えしています。」







ナレーション
 「秋篠宮様です。天皇陛下の即位にともない、皇位継承権1位の皇嗣と成られました。先導するのは、皇嗣職宮務官長です。装束は黄丹の袍、皇太子が身にまとう装束です。黄丹とは、赤味を帯びた黄色に近い色のことです。腰に太刀を帯び、右手には笏を、頭には冠をつけられています。」










































ナレーション
 「続いて、秋篠宮妃の紀子様です。五衣▪唐衣裳、十二単です。平安時代から続く、格式が高い宮中の女性の装束です。」






























ナレーション
 「今日は、亀の甲羅の文様の入った深い紫色の唐衣を一番上に着られています。手には、檜扇、髪は、おすべらかし、釵子や額櫛(平額)という髪飾りを付けられています。」






































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