作者不詳・題名不詳
週刊紙などで皇嗣妃殿下が高円宮家よりもこちらの方が格上だから・・・・と
仰ったとか仰らなかったとかそんな噂を目にしましたが、確かに今回のヨルダン王室のご結婚式での久子妃殿下と承子女王殿下の装いを見ますと、なるほどなと思いました。
とっても華やかな
ご結婚式に参列される妃殿下と姫宮様
非の打ち所もなき美貌の姫宮様、かつては・・・・こう呼ばれていました。
《不良の女王とよばれて》
こんな感じで
不良の女王またを肉食の女王と呼ばれた時もありましたが
それも今や昔の事。
妃殿下
「そうよ、昔の事よ」
失礼ながら
姫宮様のお衣裳を拡大。
何だかその模様・・・・
「イヤーーー!!なにそれ?黄金虫?!」
「黄金虫と中東の一部では不吉とされるフクロウのバックの組み合わせ━━?」
玉壺
「素晴らしい~~フクロウと黄金虫だらけの衣裳!それもヨシ🎵」
《黄金虫》
黄金虫は 金持ちだ 金蔵建てた 蔵建てた
飴屋で水飴 買ってきた
黄金虫は 金持ちだ 金蔵建てた 蔵建てた
子供に水飴 なめさせた
ヨルダンのホテル?でインタビューに応じられる久子妃殿下。
語学が堪能で頭が良く行動力があり、働きもので、洋服のセンスは独自ですが、嗚呼・・・・現皇后陛下と取り替えたい位の妃殿下であります。まさに黄金虫。
時透無一郎
「黄金虫な訳が無いだろう」
「姫宮様のお衣裳のイメージは」
「姫宮様のお衣裳のイメージは」
「イメージは・・・・」
「オリーブだよ」
「オリーブだよ」
え?
なんと?
オリーブ!?
「そう、オリーブ」
《オリーブの歌》
夢も楽しい そよ風に
みどり明るい オリーブの
枝がささやき ゆれている
ああ 恋を知り 恋に泣く
島の乙女の 胸のよに
いつか あなたのあの丘で
姿優しい オリーブの
銀の葉かげに 頬をよせて
ああ こぼれ咲きこぼれる散る
白い花びら 数えたね
瀬戸の岬の南欧の
海を偲べば オリーブの
実る 葉風が 君を呼ぶ
ああ 青い空 青い波
小豆島山 忘らりょか
「黄金虫だなんて、どんな感性でそう思えるの?感覚が鈍っているようだね」
「そんな、度を超えて」
「悪い中年は」
「お仕置きが」
「必要みたいだね」
ドン
バーン!!
「・・・・オリーブ」
オリーブをイメージしたお衣裳だったんですね。しかもそのお衣裳は・・・・
桂宮殿下が宮家を創立された時の祝宴の際に百合子妃殿下が着用されたドレスだったんですね。
それと気付かない
シロガネ一生の不覚――!恥ずかしい━━!!
「うん。本当に恥ずかしいね」
「それとね百合子妃殿下はね、似たようなお衣裳を着られているよ」
いつも堅実なドレスのイメージの百合子妃殿下ですが、チャールズ皇太子とダイアナ妃が来日した時の晩餐会の時には今回と似た感じのドレスを着用されていました。
穴があったら入りたい。
「それにしてもシロガネ、命拾いしたね。これでもし姫宮様の衣裳を安物のドレスなんて言っていたら」
「君はものを見る目がないってバレるところだったね」
「まだまだ」
「勉強不足だね」
「で、でもやっぱりこうゆう場には・・・・」
着物、着物としつこいと叱られそうですが・・・・
栗原玉葉 口絵《題名不詳》
~アンティークもの~
~現在もの~
以下は千總の振袖です
高畠華宵 《すがた》
ご結婚式に参列される方々
ウィリアム王太子夫妻
キャサリン妃
ペマ王妃
ベアトリス王女
お二人は一部で大絶賛されているらしいですが、どうなのでしょう。
それにしても自然に囲まれた素晴らしいお式です。
ため息が出るほどの美しさよ
作者不詳
お二人が身に付けておられるエメラルドやサファイア(アメジストかもしれない)等の宝飾品はかなり高額なお品であると思うのですが、宮家の予算だけで購入出来るものなのでしょうか??
どうなのでしょう。
夜の晩餐会でのお二人。素敵です。
キャサリン王太子妃殿下
ベアトリス王女
ベアトリス王女
スペインのソヒィア前王妃
オランダ国王陛下とマキシマ王妃陛下とアマリエ王太子殿下
アマリエ王太子殿下
久子妃殿下と承子女王殿下のドレスは、他の方々のシンプルなドレスを見ると
何だか・・・・
とっても、
凄く、
妃殿下も女王殿下も凝ったお衣裳なのは分かります。
とてもお綺麗ですが・・・・でも何だか✨成金山✨から参ったお上りさんみたいで、ハッキリ言って・・・・
とてもお綺麗ですが・・・・でも何だか✨成金山✨から参ったお上りさんみたいで、ハッキリ言って・・・・
マツケンサンバの舞台衣装みたいです。
晩餐会での集合写真です。
それにしても・・・・
百合子妃殿下の品格溢れる装いを見ますと、あの言葉が思い浮かびます。
百合子妃殿下は長年《民族衣装文化普及協会》の名誉総裁として長年にわたり和装の普及に尽力されてこられました。
その言葉とは、
オーストリアの女帝、マリア・テレジア
マリア・テレジアからマリー・アントワネットへ
「流行に従うのは控えめに 決して度を超えてはならないこれが私の持論です」
「流行に従うのは控えめに 決して度を超えてはならないこれが私の持論です」
それに対してのマリー・アントワネットのお返事
「おっしゃる通り 私はいささか装いに気をくばっております」
「いささか装いに気を配っております」
「お母様はこっけいだとお思いになるでしょうが こちらでは 誰でもこのような 身なりをしておりますので 皆さま 見慣れてこれが 当たり前になっておりますわ」
承子女王殿下
「ご心配なさらないで、おばあ様」
「ご心配なさらないで、おばあ様」
皇嗣妃殿下
「あのお衣裳をどう言い現せば良いのでしょうか?」
華子妃殿下
「まぁ!久君さんも承宮ちゃまも なんという装いなの!」
信子妃殿下
「皆さまに一言申し上げます。あのような装いは決して中東でも、ヨーロッパでも通じるものではございません」
(ふん!久子も承子もとんだ恥をかかせたわね。ふん!日頃からチヤホヤされているから、自分達を客観的に見られなくなったのよ。ふん😠💨アレでは皇族ではなく銀座のホステスまがいじゃない。恥ずかしいわ)
柿内青葉 《はつ夏》
それはそれとして、
『戦争と平和』を生き抜かれた最後の親王妃
6月4日に100歳を迎えられた百合子殿下。
高畠華宵 《少女画報 表紙絵》
昭和天皇がまだ東宮でいらした時に誕生されました。妃殿下の人生はまさに愛と激動の《100年の物語》であります。
約30年前の100歳と言えば
・・・・・でしたね。
百合子妃殿下のご心情もしかしたら『嬉しいような悲しいような』思いではないでしょうか。
「嬉しいような」
「悲しいような」
そんな百合子妃殿下の運命が動いた昭和16年1月31日に三笠宮殿下とお見合いの時に上映された
《みかへりの塔》であります。
高畠華宵 《婦人世界・表紙》