広島に到着して、宿泊先に荷物を置いて市内観光へ。
一番最初に向かったのは、原爆ドーム。
いつもTVや写真でしか見たコトがない原爆ドーム。
電車に乗って駅に降りた時、目の前に現れた時は衝撃的でした。
何かの模倣ではなく、本当に歴史を語る証言者なんですよね。
この日は、遊覧船に乗って違う角度から原爆ドームも見ました。
確かに、観光地。
でも世界遺産でもある建造物。
75年は草木も生えないであろうと言われたその時から65年。
今ではベンチで読書をする人もいれば、マラソンをする人。
子供達が遊んでいるはしゃぎ声や、普通にサラリーマンがスーツ姿で歩いていたりして。
・・・何とも言えない気持ちでいっぱいになりました。
公園内に「憩い」の空気が今流れているのは、多分・・・・(それはどうかわかりませんが)
市民の皆さんが常日頃、平和というものを考え
原爆が落とされた戦争の悲惨さというものが日常生活の中で常に根底にあるんだろうと思いました。
戦争を知らない世代のあべっち。
翌日、広島市内の観光バスに乗ってガイドさんの説明を聞きましたが、かなりのショックを受けました。
資料館が2階建てになっていて1階がないのは、はるか向こうの原爆ドームも含めて見渡せるようになっていること。
各国の「平和」という言葉が彫られたモニュメントが出来たこと。
まだまだ他にも沢山ありますが、広島に行って本当に良かったと思った1日でした。
写真は当日、宮島に向かう際に見かけた光景。
宮島の皆さんの日常生活に、ワタシが乗る「観光」フェリーが
「生活」のための交通機関でもあるモノだと目の当たりにした瞬間でした。