今月は、22日にアームストロング、ジャングルポケット、LLR、マキシマムパーパーサムの『ストロングナイン』。
24日は、ゴスペラーズのライブ。
そして今日は、今井雅之さん、陣内智則さんが出演されている
『THE WINDS OF GOD』でした。(良かったらタイトルをクリックどうぞ!)
・・・今井さんの顔が少ししわくちゃ・・・?!今井さん、ごめんなさい。( ̄  ̄;)
今年はあまり舞台を観られていなかっただけに、1週間で3つ観るコトになるとは。(^◇^;)
実はこの舞台は、機会があればぜひ観たいと思っていた作品でした。
原作・脚本・演出・主演の今井雅之さん。
TVで見かけるコミカルな部分が多いだけに、真っ向勝負の‘肉体派’ステージ、凄かった~!!!
これから宮城、関西方面でまだ公演されるそうなので、多くのコトは話せませんが
23年でしたっけ?すごいステージ回数をこなしている舞台でもあるんですね、ビックリです。
でも、それだけの回数を更新していくだけの魅力のある舞台だと心底思いました。
会場のお客様の年齢層はとにかく広かった!
内容が戦時中のものだからなのか、それとも長く続いている舞台だからこそ、多くのファンを掴んでいるからなのでしょうか。
多分、後者のほうでしょうね、きっと。(^-^)
内容は、ほんっとに簡単に言うと、「お笑い名人大賞」を目指す漫才師を演じる今井さんと陣内さんが
この世で事故に遭ってしまい、気付いたら2人は太平洋戦争の最中にタイムスリップするというお話しからスタートします。
お2人が、本当に舞台の上でアドリブ満載の漫才を披露して下さいました。
陣内さんが演ずるキンタという漫才師がイイ味を出しているんです、これが!(笑)
ちょっと‘ポワ~ン’としていて、陣内さんのちょっとキーの高い声が役にマッチしているんです。
リズムや言葉の操り方、アドリブの上手さはさすがお笑い芸人さんでしたわ。
すごく表現力が豊かで、陣内さんの声ってこんなにも魅力のある方なんだなぁ~って思いました。
例えたらねぇ、「なんでやねん!」っていう関西弁を聞いた時に
ダウンタウンの浜ちゃんみたいに、ちょっとキーが高いのと
松本さんみたいに、気持ち少しキーが低めだとなんとな~く印象が違うと思いませんか?(・o・)b
・・・・・・・・あべっちだけだべかなぁ?( ̄▽ ̄;)
そして相方の今井さんは、元自衛隊という経歴をお持ちなのは存じていたんですが
実際にステージの上で腕立て伏せなどの訓練のシーンが出てくるんですが、これがある意味サマになっているんですよねぇ。
最初は、「戦争なんて昔の事」という意識だったお2人が、舞台の進行とともに気持ちの変化が表れて来て
最後の方では、ポワンとしたキンタくんも芯の強い男性に変化していくんですねぇ。
それもまた声が段々と太くなって行くんです、陣内さんの声が。
お2人以外にも、舞台を彩る素敵な俳優さんでいっぱいでした。
「すんごいシリアスな演技をされる俳優さんだなぁ~誰なんだべ?」と、思っていたら。
エンディング後のご挨拶の時に、実はよしもと所属の方だと知らされ2度ビックリ。\(◎o◎)/
・・・あんなにおっかない役の人だったのに
口を開いたらいきなり関西弁で「稽古厳しくて、陣内さんと一緒に失踪しようかと思いましたわ」って言われて
よしもと新喜劇じゃないっすけど、ドテ~っていう気持ちになっちゃったくらいのギャップの有様に笑えてしまったり。
いやぁ・・・今日は本当にいい舞台を拝見出来ました。良かった~!(^∀^)
この後、宮城に続いて、大阪、京都、兵庫で公演があるそうですよ。
今井さんの「戦争はもうイカン!」っていうメッセージもよく伝わりました。
今年は多分、この舞台が2011年の観劇最後の舞台になるのかなぁ。
・・・この舞台で締めくくれて良かったかもなぁ、イイもの観た!んふっ。(σ・∀・)σ