横浜27団ローバー隊

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若いということ        

2007-07-10 13:11:31 | 投稿

奥田英朗(おくだひでお)の「東京物語」は、1978年から1983年ごろに高校を卒業して働き始めた青年の話である。ちょうど私が大学時代から卒業したての時代だから、その当時のキーワードがぞろぞろ出てきて大変身近に感じる話である。(著者は1956年生まれ)

キャンディーズの解散コンサートやらジョンレノン暗殺事件やら出てくるのだから、時代背景がよくわかり、かなり懐かしい。

と、言っても今日は、この本の中身ではなくて、巻末にあったこの本に寄せる書評の文の中で、興味ある文を紹介したい。

若い人たちの事を、

開門したダムのように勢いよく小便が出て、食事を抜かなきゃならないほど忙しくてやらなきゃいけないことやしたいことが山ほどあって、将来の夢に胸ふくらませる一方で、見えない未来が不安でならなくて、好きなひとの一挙一動に一喜一憂し、生意気で、すぐ天狗になる、どうしようもないバカ。

と、描いている。読んでてとても笑った。そのとおりだなと思った。皆さん若いころってこんな感じじゃなかった?  小山