国を挙げての英語教育の是非や必要性についての疑念
皆様のご清栄をお慶びいたします。
さて、現在、文部省を中心としつつ、「高大接続」というテーマで大学入試の改革、それも英語での会話能力の向上がテーマで大きな話題になっています。
この事が、一般世間での「英語・英会話学習熱や需要の高まり」への良いチャンス到来と見て、その動きに便乗する英会話スクールや学習塾なども少なくはありませんが、本当にそのようなチャンス到来と言えるでしょうか?
というのは、学生・生徒たちの英会話能力が向上すれば、それだけで、真に我が国の国際化が達成され、経済力や技術研究能力の向上にもつながる効果があるのかどうかということについては、根本的な疑義ないしは明確な否定論が、下記の出版書籍を通して公にされているからです。
この書籍では、著者の意見が、詳細にかつ多くの合理的な理由を挙げて述べられているため、有力な反論は実際にはなかなか難しいでしょう。
今回は、取りあえずこの書籍の紹介に止めますが、後日、私の意見を含めた読書感想文を皆様にお伝えしたいと考えています。
平成27年12月16日
岡村ゼミナール(株) 会長 岡村寛三郎
記
寺島隆吉著「英語で大学が亡びる時」(明石書店)
皆様のご清栄をお慶びいたします。
さて、現在、文部省を中心としつつ、「高大接続」というテーマで大学入試の改革、それも英語での会話能力の向上がテーマで大きな話題になっています。
この事が、一般世間での「英語・英会話学習熱や需要の高まり」への良いチャンス到来と見て、その動きに便乗する英会話スクールや学習塾なども少なくはありませんが、本当にそのようなチャンス到来と言えるでしょうか?
というのは、学生・生徒たちの英会話能力が向上すれば、それだけで、真に我が国の国際化が達成され、経済力や技術研究能力の向上にもつながる効果があるのかどうかということについては、根本的な疑義ないしは明確な否定論が、下記の出版書籍を通して公にされているからです。
この書籍では、著者の意見が、詳細にかつ多くの合理的な理由を挙げて述べられているため、有力な反論は実際にはなかなか難しいでしょう。
今回は、取りあえずこの書籍の紹介に止めますが、後日、私の意見を含めた読書感想文を皆様にお伝えしたいと考えています。
平成27年12月16日
岡村ゼミナール(株) 会長 岡村寛三郎
記
寺島隆吉著「英語で大学が亡びる時」(明石書店)