シナジー効果
シナジー効果とは、複数の製品や事業を同時に遂行していると、それぞれ単独で遂行しているよりも高い経済成長が得られるという効果のことを言う。
それは、1+1が2ではなく、3にも4にもなりうるという効果のことである。
一品しか作っていなかったり、一事業しか遂行していない企業に比較して、共通部分を多く生産して相互に融通し合ったり、それらの大量生産でコストを下げたり、あるいは、販売ルートや諸種の生産技術・顧客情報等も相互に融通・共用するなど、様々な側面で「規模の利益」を享受することができる場合が多い。
とはいえ、現実の企業経営では、1+1のプラスの部分は、事業者の知恵と工夫などの努力によって達成されるのであって、その部分に掛ける労力の多少や工夫などの巧拙によって、2を超えて3にも4にもなれば、2未満になってしまうこともありうるでしょう。
例えば、この度Cool Japan Academy:CJA日本語学校では、来春に「日本語教師養成講座」を開講し、「留学生向けの日本語学校」を2年後に開校予定ですが、この2事業への連続的な挑戦も、教師養成と留学生教育という相互に影響し合う両側面運営でのシナジー効果を狙ったものですが、慎重に開始・運営しなければ、期待の効果を実現できないでしょう。
そういう意味で、CJA日本語学校の運営理念を、受講生の学習目標=教師資格取得に向けて、しっかりと教育し、かつ全力を挙げて支援することと定め、公表に至ったことは、今後の生徒募集や学校運営に良い影響を与えると思われます。
今後とも、皆さまのご理解とご支援を何卒宜しくお願い致します。
平成30年10月22日 月曜日
岡村ゼミナール&CJA日本語学校:岡村寛三郎