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主として、学習塾「岡村ゼミナール㈱」・日本語教師養成講座「CJA」に関することについて、気ままに書いています。

日経新聞・夕刊: 遂に、今日は一面でのトップ記事が「英会話」の特集記事!

2015年02月07日 | お知らせ
日経新聞・夕刊、今日は一面でのトップ記事が、何と「英会話」の特集記事

日経新聞が、連日「英会話」特集記事で盛り上がっています。

(以下は、記事の概略です。)

教育各社が多様な英語教育のサービスを始める。学研ホールディングスは4月に独自のアニメーションで英語を学ぶ幼児教室を50カ所開く。小学生の短期留学や英語での楽器のレッスンなど、学び方の幅は広がっている。

英語は2020年度から話す能力を問う大学入試が導入されるとともに、小学3年生から必修となる見通し。そこで、「身に着く英語学習法」を求める親の教育熱に応える。

ところで、早期知能開発の重要な一つとして語学分野のトレーニングがあり、確かに大きな成果を上げることは間違いありません。

私ごとで恐縮ですが、私の場合は数学教師を20数年間も務めていた50歳過ぎ、当時は英会話が全くできず、外国訪問時の歓迎会でのホストの挨拶やスピーチを聞き取れないばかりか、自分の方からのお礼のご挨拶すら一つもできませんでした。

例えば、折角オーストラリアの進んだ学校教育を見学に行っても、現地の先生や生徒たちとの直接的な交流もできず、同時に教育プログラムのほとんどについて内容も理解できずに(無念の思いを持って)帰国しなければならないという不都合が生じ、出発前の大きな期待に反し、親善交流は全く実りませんでした。大恥をかいて帰国しました。

そこで、53歳から、猛然と英語の勉強にも打ち込み始めました。とはいえ、幼児向けの英会話レッスンのテレビ放送を視聴しても、全くちんぷんかんぷんで、余りのひどさに涙にくれていました。

というわけで、7年間の苦闘の末の2006年度において、当時は国家試験としては、司法試験や公認会計士試験などと並んで最高レベルの一つに数えられていた通訳案内士試験に漸く合格できました。

その合格体験記を下記に≪参考資料≫として掲載しますので、すでに中高年に達しておられる方への励みの言葉としてお役にたてれば嬉しく思います。

よろしくお願いします。
平成27年2月7日 土曜日
岡村寛三郎(岡村ゼミナール(株) 会長)
ACE Kids Academy
  通訳案内士 登録番号 EN00458




≪参考資料≫
[夢は大きいほどいい、人生を支えてくれる] (漫画家・松本零士さんの言葉)  
 
平成19年2月7日
岡村寛三郎
受験歴

(1)平成10年12月(53歳)・数学教師としての26年を経過後、傍らで英語の勉強開始

(2)平成15年・初回受験 (a)一次試験・英語科合格 (b)二次試験(口述試験)不合格

(3)平成16~17年度・・・一次試験・不合格

(4)平成18年度(61歳) (a)一次試験(9月)・合格 (b) 二次試験(12月)口述試験・合格

体験記

(1)[学び始め]

数学教師を26年間もしてきた53歳、1998年の12月から、一念発起して英会話の勉強をスタートしました。従って、英語は全くの素人でしたから、4年間近くも、学生の折に馴染んだ「読み書き」中心の自学自習で過ごしました。

(2)[ハロー通訳アカデミーに入学]
しかし、依然として、英字新聞すらもろくに読めないため、自分だけの力では解決しょうがないなと困っていた2002年、新大阪駅近くに、優れた実績で有名な「ハロー通訳アカデミー」があることを聞きつけ、「善は急げ」とばかり入学しました。

さすがに超一流の受験指導校とあって、教材も授業のレベルも、更には、生徒さんのレベルも極めて高く、再度スタートラインに戻っての学習が始まった感じがしましたが、無我夢中で勉強に取り組める良い刺激になりました。

(3)[初挑戦で一次・合格]

ところが、折角入学したその年は、受験期に過労で倒れたため受験を見送り、翌2003年は、ハローアカデミーで行われる毎月の模擬試験で、次第に得点も向上し、70点前後が取れるようになりました。もっとも、その得点では、予想合格率は、15~30%でしかありませんが・・・

しかし、一次試験では、たまたま覚えていた単語がたくさん出題された幸運のお陰で合格しました。ただ、リスニングやスピーキングの準備は、まだほとんどできていませんでしたので、二次試験は、途中で口ごもり完全な失敗でした。

(3)[2年連続で一次・不合格の悲哀]

その後も、語彙数の増強に力点を置きながら必死で勉強しましたが、2年連続で一次試験不合格でした。敗因は、苦手の(1)熟語の知識や(2)文法力に、大きく欠けたことです。

その失意の2年の間には、それらの弱点の補強やリスニング・スピーキング力の向上対策のみならず、日本語科目の受験勉強にも、毎日毎日しっかりと取り組みました。

(4)[日本史が鍵]

ここで特記すべきことは、特に日本史においては、覚えるべきことが多すぎるため、それらを、時代順・年代順にきちんと整理して覚えておかなければ、高得点が取れないということです。

しかし、出題される項目や傾向に強い特徴の見られる日本史は、受験生には高得点を狙えるチャンス科目であり、ここで満点に近い高得点を稼いでおくことは、日本語科目の「3科目平均」で70点の足切点が設けられていることから考えても、極めて有利になります。

この場合、ハローから支給される薄っぺらな「日本史・重要事項のまとめ」1冊について、年号を自分で付加しながら完璧にマスターするだけで十分です。歴史年号の覚え方は、大学受験生向けの「こじ付け」式でOKです。

(5)[二次・口述試験対策]

「ハロー」の合格体験記からも分かりますが、質問の最初には「どこから来ましたか?」と尋ねられると予測していましたので、(1)自分の故郷・姫路の町の特徴の詳しい説明をした上で、(2)自分が、通訳案内士になって姫路の町への観光客増加の良い結果や「もてなし」の向上に尽くしたい旨をしっかりと述べる練習を積んでおきました。

お蔭様で、予想通りの展開になったため、後は気持ちも楽になり、計8分間をとても楽しく過ごせました。

以上

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