10月21日(月)の新聞記事から
いつもご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
➀ところで、今朝の日経新聞の9面には、「外国人の就業、丸ごと支援」というタイトルで、
日本で働き始める外国人の一括サポートに商機を見出している新興企業のサービス内容等が、詳しく紹介されています。
外国人労働者数は、4年連続で2桁増となっていて、日本人社員の付き添い手間を省きたい企業からのニーズがますます増える見込みだそうです。
こうして、人材のグローバル化を新興サービス企業が支え・促進する姿が顕著になりつつあるようだ。
②CJA日本語学校:日本語教師養成講座でも、教師養成にちなんで、修了生の就業形態の一環として、上記の様な企業や職種が新たな社会的需要に成長してきていることを明確に意識し、修了生の就業機会を増やしていきたいと願っています。
③実際、海外の人材送り出し機関さん、逆に、国内で数校の日本語学校・教室を運営しておられる人材受け入れ側の大手スクールさんといった両側面を見ていれば、必要な人材の募集や確保、そして送り出し・受け入れに伴う業務等は、長期にわたって極めて複雑かつ多忙であって、上記の様な国境を超える人材の送受面での業務を一括で支援する企業・サービスの登場や成長は、非常に大助かりで貴重なものだと思われます。
④今朝の日経新聞には、その記事の隣に「ギョーザ製造機最大手」東亜工業が、飲食店経営の側面との両輪で中国マーケットに進出するニュースが掲載されています。
ギョーザ製造機は手づくりでのギョーザ製造数に比べて、5倍もの高い効率だそうですので、その優秀な機能をもつ製造機とお店経営の双方を武器にして、海外進出に挑戦だそうです。
ここでも、優秀な製造機械に関する技術力をもってしても、それだけでは国内においての今後の持続的な成長を望めないのか、その機械を使用するお店の開店・運営と一体にして、海外マーケットの開拓という発想・着眼点に興味が大いに持たれます。
すなわち、この東亜工業さんの長期的な経営方針は、人口減少で国内マーケットが縮小する時代において、海外への進出を活路とする良き参考例ではないでしょうか?
令和1年10月21日 月曜日
岡村ゼミナール&CJA日本語学校:岡村寛三郎
協同組合クラブ・メデカルツーリズム・ジャパン