10月12日(土)の業務報告
海外進出が必要な理由
❶台風19号の接近で、近畿地方も雨・風の心配があって、CJA日本語学校:日本語教師養成講座の土曜日、日本語教育能力検定試験対策講座などは、14日(月)祭日への振り替え授業となりました。
❷そこで、今日はゆっくりと教室の掃除にも時間を掛けられるということで、1時間以上を掛けて、汗びっしょりになるまで、各教室の床の汚れやごみの徹底的な清掃に励みました。
幾らしてもし足りないのが床の黒いシミや汚れの除去です。
1週間~2週間もたてば、前には奇麗にしたはずのところにも、信じられない程に再び黒ずみがこびりついていて、その除去に力一杯の除去作業が必要です。
取り分け、机の4本の脚の周りの床に、引きずり回したような黒ずみの跡がこびりついていて、その除去に苦労をします。
「曽根の禅寺化」という教室の美化目標を口で言うのは簡単ですが、それを現実のものにするには、今後も絶えざる(果てしない)努力が必要ですね。
❸昨今は、日経新聞記事を見ていても、ユニクロ・ファストリのように海外事業で稼ぐ大手企業があるかと思えば、国内の人口減少や商品の提供・サービスの仕方の変化が原因で、多くの種類のサービス業で、歴史を経た著名な大型店やチェーン店などですら、閉鎖や売却等のニュースが相次いでいます。
世の浮き沈みは、何も商売に限らず、生きとし生けるものの世界の習いではありますが、最近の社会における各種の需要の変化の速さや激烈さには、最大限の注意を払う必要があります。
我々庶民の場合は、取り巻く自然環境や社会環境についての広範囲でかつ深みのある情報を確保して、それらを更に緻密にかつ的確に考え抜いて考え抜いて、問題点を見つけ、解決法を探ってゆく努力を、毎日毎日欠かせない。
かくて、「考えることを武器とする」しか、日々の激烈な競争に耐え抜いてゆく手法はないでしょう。
❹周囲を海という壁に囲まれた我が国では、国内の人口減少による一般のビジネスへの障害は、日々の新聞記事にも頻繁に登場するのみならず、その解決の一手段として、海外の若者たちを国内企業やビジネス界に導入することが盛んに唱えられていますが、陸地続きの米国やヨーロッパの場合とは異なり、国や社会としての「外国人を惹きつける魅力」を格段に増してゆかなければ、優秀な外国人の導入は不可能でしょう。
そういった意味では、欧米との競争になりますが、国際的な歴史を振り返れば、必ずしも有利な戦いではありません。
❺そこで、国内にとどまっていて、国内市場を席巻することで生き延び続ける作戦は、必ずしも持続しないように思われます。
私は、海外の市場を一歩一歩開拓していくこと、例えば、ミャンマーのような発展途上国の勢いを借りて、自分の成長の糧にすることが必要かつ有利ではないかと考えます。
そういう意味で、海外市場の開拓・進出は、個人としても企業ビジネスの点でも必須でしょう。
令和1年10月12日 土曜日
岡村ゼミナール&CJA日本語学校:岡村寛三郎
協同組合クラブ・メデカルツーリズム・ジャパン