皆様のご健勝とご清栄をお慶び致します。
さて、いよいよ、文化庁の担当者による「日本語教育能力の判定に関する報告」について中間的なプレゼンテーションが行われているという情報を入手しています。
要点は:
1.日本語教師の名称は「公認日本語教師」とし、名称独占の国家資格とする。
2.それにより、日本語教師の①質の確保、②量の確保、③多様性の確保、④資質・能力、の確保を担保する。
3.資格の要件は①筆記試験、②教育実習、③学士、の三つです。
4.筆記試験に関しては、①免除なし、②一部免除、③全部免除、がありますが、まだ結論は出ていないそうです。
5.日本語教師の有効期限は10年で、期限前に更新講習を受講しなければなりません。
6.この更新講習は文化庁届出受理日本語教師養成研修実施機関が行うことが出来ます。
7.資格要件には①年齢、②国籍、③母語はありません。
また、文化庁は「イーガブ パブリックコメント」と称して、ネット上から関係者の意見を募集をしていて、それを今後の施策に反映したいとのことです。
ご興味があれば「e-gov ⇨日本語教育能力⇨緑の報告書」の順でネット検索していただければ意見等が受けつけられるようです。
匿名でもOKとのことです。
よろしくお願いいたします。