相手が自分より良いものを持っていると思う時、人の心に嫉妬が生まれるという。嫉妬は心に恐れを生じさせ、やがてそれが疑いへと成長し、最後には敵意という醜い姿となってこの世に生み出されてしまうという。ならば最初の嫉妬を叩き潰してしまえばいいのだけれど、それが難しい。神が私たちに過不足なくすべてのものを備えてくださった。だからそれを感謝して受け取る時に私たちは満足を知る。せっかく神があなた“だけ”の為に用意してくれたプレゼントなのに、それを人と比べてしまった時、満足が突然、嫉妬へと変わってしまう。『しかし、満ち足りる心を伴う敬虔こそ、大きな利益を受ける道です』(テモテへの手紙第一6章6節)。 人のものなんかと比べないで、与えられたものを満ち足りる心で見る時、そのプレゼントはたとえ人の目にどのように見えていても、自分にとっては最良のものであるという事に気づくのだと思う。
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