私は米軍海兵隊で在日米軍再編にかかわったが、米軍普天間飛行場の移設をめぐり、2006年に日米両政府が合意した辺野古移設の現行計画は、現在の米軍の戦略構想にあわず、時代遅れであると言わざるを得ない。
ジョンズ ホブキンス大学 ジョン ハーティング
「時代遅れ」「思考停止の無策」 日米専門家が辺野古移設計画に疑義:朝日新聞デジタル
少女暴行事件から始まった辺野古移設計画に、どれだけの機関と税金が投入されたことだろう。軟弱地盤の出現で、さらに工期は遅れ、多額の絶望的な税金が、大手ゼネコンと、それと相対する政治家、高級官僚、反社勢力に流れていく。腐敗した癒着の構図は変わらない。
予算が上振れして収まらない関西万博と同様に、国家プロジェクトは、時の権力の打ち手の小づちとして機能する。
台湾有事がそこまで差し迫っていると防衛族は世論を掻き立てるが、あと何年後にできるのかわからない辺野古基地についての言及はない。((´∀`))ケラケラ
有事の際にあって、仮想敵国中国が、辺野古完成まで待ってから戦争しましょうというだろうか?
辺野古移設は、国家の安全保障という大義などではなく、単純に、参画企業と自民党の利権だ。
コンクリートが工事の主体として採用される麻生セメントなど、その典型だろう。
金欲に目がくらんで政治の本質を見失った今だけ。銭だけ、自分だけの亡者が、民主主義の根幹、自治の原理をゆがめる。それは、民主主義にあらずして、忌まわしい全体主義でしかない。
12月20日、裁判所は、代執行強行の強権を沖縄に貸すだろう。
それは、民主主義の破壊である、民衆の生活破壊につながることをみじんも感じないのが自民党という連中だ。
福島原発汚染水を作業中に浴びた作業員の被ばくにも無関心で、政治心違反で地検が捜索するさなかに政治資金パーティーを架空で開催するような連中の集まりに、何を求めるというのだろうか。
日米同盟と言っておけば国民が納得すると考える媚米政党の脆弱さを示す醜悪である。
自民党は、日本を世界ら孤立させ、ガダルカナルの悲劇にこの国を巻き込むだろう。
ひも付き政党に正義はない。
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