高松のスポンジ DON

高松で社会人3年目を送る人の日記
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インド旅行記 旅が始まるまで

2013年03月20日 22時45分19秒 | インド一人旅!2012秋

 2012年8月下旬のある日、「年に一度の夏休み、今年はどこへ行こう?」と旅先を決めるために近くの本屋へ。そしてガイドブックコーナーに居座ること1時間、「今年はインドに行ってみよう!」と決めた。タージ・マハルを生で見てみたい!インドのごちゃごちゃした街を歩いてみたい!ガンジス川に入ってみたい!本場のカレーを食べたい!

 さっそくHISへ行き、航空券を購入。
航空会社:タイ航空
往路:関空→バンコク→デリー
復路:コルカタ→バンコク→関空

 行きも帰りも首都デリーじゃおもしろくないから、帰りは地方都市コルカタ発にしてみた。デリーとコルカタは1500kmほど離れているらしい・・・。高松と札幌ぐらい離れているらしい。夜行列車で移動できるらしいけど、なんか不安だ。

 次は大まかなスケジュール作り。ざっと決めてみた。


↑ 今回の旅のルート

~インド一人旅・大まかなスケジュール~
1日目:関空→バンコク→デリー
2日目:デリー
3日目:デリーからタージ・マハルのあるアーグラーへ日帰り旅行
4日目:夜行列車でデリーからガンジス川の流れるバラナシへ移動
5日目:バラナシ
6日目:夜行列車でバラナシからコルカタへ移動。
7日目:コルカタ
8日目:コルカタ→バンコク→関空

 いろいろ調べると夜行列車は10時間以上遅れることも日常茶飯事らしい(!)から、余裕を持ってコルカタに到着するようにした。

 さて、夜行列車の切符は当日駅に行っていきなり買えるものなのだろうか?調べてみると、まず夜行列車には様々なクラスがあることを知った。ざっと書くと・・・、

・1A(AC First):エアコン付きの個室。一番高いクラス。これに乗りたい。
・2A(AC 2-Tier Sleeper):エアコン付きの二段ベッド。これでも良い。
・3A(AC 3-Tier Sleeper):エアコン付きの三段ベッド。狭そう・・・。
・CC(AC Chair Car):エアコン付きの座席。ここまでエアコン付き。
・SL(3-Tier Sleeper Class):エアコンなしの三段ベッド。暑そう。
・Ⅱ(Second Class):エアコンなしの座席。座席は木製らしい。これはきつい!

 3Aより上のクラスに乗りたいな。でもデリー‐バラナシ間はインドでも一番人気の区間らしく、なるべく早く予約しておいた方がいいらしい。当日だと全席売り切れで買えないこともあるらしい。

 そこで、「地球の歩き方」に載っているデリーにある旅行会社「シゲタトラベル」にデリー→バラナシの夜行列車の切符の手配をお願いすることに決定!料金は、切符の正規料金+200ルピー(約300円)。わずか手数料300円で手配してくれるなんてすばらしい!

 「シゲタトラベル」のホームページから申し込むと、二日後に「チケット手配しました!」との返信が届いた。ぼくがお願いしたのは「1A」だったけど、すでに満席だったらしく「2A」を手配してくれたとのことだった。料金は、手数料込で1410ルピー(=約2000円)。2番目のクラスでも2000円か。安いな。

 さらに商売上手の「シゲタトラベル」は、1500円で空港から指定のホテルまで送迎してくれるらしい。じゃあお願いするか。当日は、空港の出口で運転手さんがぼくの名前が書かれた紙を持って待っていてくれるらしい。飛行機が遅れてもずっと待っていてくれるらしい。ほんとかな?

 さらにさらに商売上手の「シゲタトラベル」は、両替もやってくれるらしい。1万円を6500ルピーに両替してくれるらしい。相場を調べてみるとレートは良くも悪くもなく普通だけど、使いやすい10ルピー札や20ルピー札をたくさん入れてくれる、とのことなのでついでにお願いすることにした。

 デリーからアーグラー往復とバラナシ→コルカタの夜行列車の切符は、デリーに着いてからでも十分買えそうなので現地に着いてから自分で手配することにした。なんでもかんでも「シゲタトラベル」にお願いしてしまっては、旅のおもしろみがなくなるからね。

 ホテルは、初日からのデリー3泊と、終わりのコルカタ2泊を予約しておいた。残りは列車が遅れたりスケジュールを変更したくなったときのために、現地で直接探すことにしよう。

 初めてのインド。さて、どんな旅になるんだろう?と期待しつつ、旅立ちの2012年9月22日を迎えたのであった。


(つづく)