2012年9月22日。インド、デリーを旅した日の話。その2。
インドの地下鉄に乗ってみた。
↑ 地下鉄駅構内のピンボケ写真。結構きれい。
地下鉄はまだ新しいようで、なかなかきれい。窓口で切符の代わりのコインを買って改札を抜けて乗車。料金は10ルピー(=約15円)から。地下鉄やっすい。
「チャンドニー・チョウク」という名前の駅で降りて地上へ出ると、そこはホテルのある通りより、さらに人とモノとゴミでごちゃごちゃした街並み。
↑ ごちゃごちゃした街並み。
バイクが少し大きくなったような「リクシャー」という乗り物やら、自転車の後ろに客を乗せて走る「サイクリクシャー」という乗り物やらがびゅんびゅん駆け抜けていく。そして、「ブッブブブブーーー!!」と、絶えず車のクラクションが鳴り響く。圧倒される。すごい熱気。
このあたりは「オールド・デリー」というデリーの旧市街らしい。確かに古くてボロボロの街並みが続く。
↑ オールド・デリーを歩く
歩いていくと、赤茶色の城が見えてきた。
↑ 遠くに赤茶色の城!それにしても暑い。
↑ 赤茶色の城に到着。
この赤茶色の城は「ラール・キラー」という17世紀に建てられた城。皇帝シャー・ジャハーン(タージ・マハールを建てたのもこの人)がアーグラーからデリーに都を遷す際に、都城としてラール・キラーを建設したらしい。京都御所や江戸城みたいなもんか。
チケットを買ってラール・キラーに入場。チケットオフィスはインド人用と外国人用に分かれていて、インド人用はいつもインド人で大混雑!けれど、外国人用はガラガラで並ばずにすんなり買えた。ただし、インド人は入場料20ルピー(=約30円)なのに対し、外国人は入場料250ルピー(=約400円)!約12倍!足元見るなあ、インド人・・・。
↑ 入場門へ。
↑ ラール・キラーへの入口、「ラーホール門」。
ラーホール門の中に入ると、そこは両側にお土産屋さんがずらりと並ぶ通り。
↑ 置物やらカバンやら、いろんなお土産が並ぶ。
ここで、ゾウのお腹の中にゾウが彫られている置物(下の写真参照)を発見!これはおもしろい!ほしい!
ぼく「これいくら?」
店員「1000ルピー(=1500円)。」
ぼく「(多分ふっかけてきているんだろうな。)高い!600ルピーに負けて!」
店員「それは無理!700!」
ぼく「いや、600!」
店員「うーん・・・じゃあ2つで1000ルピーでどうだ?」
ぼく「(2つも・・・まあお土産にすればいいか。)乗った!」
というわけで、ゾウの置物を買った。常に持ち歩くにはまあまあ重い・・・。
↑ 買ったゾウの置物。
↑ お腹の中に小さい像が彫られている。
通りを抜けると、柱が幾何学的に並ぶ建物と炎天下の広場にたどりついた。
↑ 炎天下の広場。あっぢぃ~。
ここの日陰で座って休憩。暑くて疲れた!1リットルのペットボトルに入ったミネラルウォーターで水分補給。
ペットボトルは日本では500mlが一般的だけど、インドでは1リットルが主流で500mlはぜんぜん見かけない。そりゃ、こんだけ暑けりゃ500mlでは足らんな。でも1リットルは持ち歩くには少し重いよ・・・。
少し回復して観光再開。この幾何学的な建物の方へ行ってみよう。
↑ 幾何学的な建物。「ディワーネ・カース」というらしい。
昔、この広場には大勢の民衆が集まり、建物中央の玉座に居座る皇帝シャー・ジャハーンに直接意見を言うことができたらしい。
でも炎天下で暑すぎるので、意見を言う前に熱中症で倒れる民衆も大勢いたと思われる・・・。
↑ 皇帝シャー・ジャハーンが座ったらしい玉座
この皇帝シャー・ジャハーンの玉座はインド人に大人気。たくさんのインド人が記念撮影をしていた。この玉座は、昔はたくさんの宝石が埋め込まれて光り輝いていたけど、すべて持ち去られて質素な姿になってしまったらしい。宝石が埋め込まれた玉座を見たかった!
↑ 玉座から眺める広場。
まだ先にもいろいろあるようだけれど、暑すぎるのでそろそろ戻ることに。冷房の効いたところで休憩したい!
↑ まだ先にもいろいろありそうだけど・・・
↑ さらばラール・キラー!
地下鉄駅に向かって歩いていたら、マクドナルドを発見!入ろう。休憩しよう。
↑ インドのマクドナルド
店内はもちろん冷房が効いていて涼しい~。
↑ 店内の広告。おそらくハンバーガー、コーラ、ポテトのセットで69ルピー(=105円)。安い!
コーラを注文。うまい!世界どこへ行っても同じ味!
↑ コーラ(S)を注文。生き返る。
しばしコーラで休憩して、デリーの街歩きを再開することにした。
(つづく)
~インド一人旅(2012年9月22日~30日)~
旅が始まるまで
初日 「いざ、デリーヘ!」
2日目その1 「さっそくインド人に騙されそうになる」
2日目その2 「ラール・キラーでゾウの置物を買う」