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形式主語の「it」について【第84回 英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

厳しい法律のおかげで、日本では金属廃棄物のリサイクルが進んでいます。

今日は、「形式主語の「it」」について、「The Economist」の記事をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 形式主語の「it」について

▷今日の例文

 例▷ In Japan, it is illegal to throw away household appliances.

 訳例▷ 日本では、家庭の電気機器を捨てるのは違法です。


▷解説

 形式主語の「it」について。主語が長い時や、無生物主語(人間などでない主語)の場合に、よく形式主語の「it」が使われます。
 文の最初を「it」ではじめて、本当の主語が後から出てくるという形です。
 ですので、最初の「it」は「それ」などとは翻訳しません。

 例1▷ In Japan, it is illegal to throw away household appliances.

 今回のこの文章の場合、冒頭の「it」は、「to throw away household appliances」という不定詞、つまり、「電気機器を捨てること」を示しています。

 不定詞以外にも次のような例があります。
 
 例2▷ It is no use crying over spilt milk.(こぼれたミルクについて泣いてもしょうがない→覆水盆に返らず)

 この場合は、「It」は、「crying over spilt milk」という動名詞句を示しています。

 例3(ちょっと違う例)▷ It is his father who crash into the wall yesterday.(昨日壁に衝突したのは彼の父です)
 
 この場合は、強調構文の「It」と呼ばれます。これも「It」は「それ」とは訳しません。
     
▷その他の単語

 landfill: (ごみの)埋め立て地 
  
▷今日の例文は「The Economist」から
 タイトル:Thanks to Japan's strict recycling culture, less than 5% of the country’s rubbish ends up in landfills


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