各務原市にある有形無形文化財「村国座」に久しぶりに出かけました。ふと、ここでのライブを思い出してチェックしてみたら、ちょうど畠山美由紀さんのコンサートがあり観賞することにしました。
ここ村国座は、各務原市にあり明治初期に創建された芝居小屋で、当時盛んにおこなわれた農村歌舞伎の舞台として使用されていました。その後の農村歌舞伎の衰退により子供歌舞伎として、その伝統は受け継がけれ、平成大改修を機に、歌舞伎以外の音楽や演劇などのコンサートして使用されています。
畠山美由紀さんは、宮城県気仙沼出身の歌手でジャズ、ボサノバ、ポップスと様々なジャンルを歌う実力派です。松任谷由美や大貫妙子、セルジオ・メンデスなどからも評価されるシンガーで、テレビドラマ、映画、CMなどの主題歌や挿入歌をうたってます。最近では、角ハイボールの最新CM曲が彼女の歌声です。
今回の畠山美由紀コンサートは、歌で逢いましょうをテーマに、かもめはかもめ、シクラメンの香り、越冬つばめなど昭和の名曲やボサノバ、オリジナル曲を中心にたっぷり2時間のコンサートで、畠山美由紀さんの艶があり、それでいて癒されるボーカルを堪能しできました。
今回のコンサート市文化協会の自主事業で行われましたが、リーズナブルな料金で、一流歌手やミュージシャンのステージが楽しめるのも魅力です。歴史ある文化財の異空間と異文化の交流を楽しんでみてはどうでしょう。