先日の4月15日、名古屋市民文化会館での竹原ピストルのライブに初参戦。
ミュージシャンの竹原さんより先に、映画の永い言い訳での俳優としての竹原さんに興味を持ち、その後にCM曲などでミュージシャンとしての竹原さんを知りました。
小さい箱でのチャンスは何回かありましたが、音楽性やストレートな詩には共感するも、おそらく、熱烈なファンの中に入ると尻込みしそうで躊躇してましたが、ホールでのコンサートの機会を得て参加することに。
19時開演にピタリとスタート。高校、大学時代にアマボクサーであった境遇を自虐的にパンチドランカーと言い、ほとんどMCなしで1時間を熱唱。観客も一人として立つことなく彼の歌に集中する今ではめずらしいコンサートにじっくり聞きいることができました。
飾るとこのない言葉、韻を踏む独特のスタイル。どこか若い日のボブディランが頑強な体に宿ったような空気を持ち、サポートメンバーに気遣いながら進む朴コツな姿が今の時代にはめずらしい世代を超えて共感を持つでしょう。そこには、言葉では表れない愛を感じます。
本編後のアンコールは、当然数曲にも及ぶ大熱唱。濃密な1時間半のコンサートでした。また、小さいライブ会場で、ファンの陰に隠れながら彼の歌に酔いたいと思います。