「SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY ~」 Digest Movie
6月14日、弟のような存在の音楽好きの友人のお勧めでサカナクションのライブに参戦してきました。一回り以上年の離れた友人は、音楽の幅の広さに共感し刺激を受けることが多いのですが、サカナクションは、2013年のドラマdinnerでヒットしたミュージックの心地良いサウンドのイメージがあり、素直に体験してみようと思いました。結果、一緒に参加したライブの中でも1,2位を争う素晴らしいライブでした。
前置きはこのくらいにして、今回のライブは、サカナクアリウム2019(834・194)6.1chサラウンドアラウンドアリーナセッションというタイトルの元で、アリーナ会場の前方と後方、さらに両サイドに6か所のスピーカを配置、従来のコンサートでは、前方の2カ所のスピーカーと低音域のウーハーを配置するだけですが、今回アリーナツアーは、まさに立体的に音楽を体験できる画期的なライブです。
さらに、サカナクションのライブならではの光と映像を駆使し、究極のエンターテーメントともいうべきパフォーマンスを展開、前方のスクリーンには、ライブ映像と曲のイメージ映像が流れ、観客を取り囲むよう音楽を感じ、レーザーの光や映像の波が交差する観る者を圧倒するライブでした。
前出の2017年のライブをNHKの特集番組で視聴していたので、ある程度の感覚をつかめていたものの、生で体験するライブは、自分の想像を超えていました。再度の参戦はもちろんイエスです。今回のポートメッセ会場での最終公演は、今回のアリーナツアーの中でもバージョンアップしたもので、最後にDVD化されるとの発表があったのも僕にとっては幸運なことでした。
今日本人アーチストのパフォーマンスは、日本の音楽シーンにおいて最高だと感じています。様々なジャンルの音楽を経験したミュージシャンたちが、成熟した音楽シーンの中で新しい音楽を想像し、過去の世代にも大きな共感をもって受け入れられている現在、サカナクションのライブパフォーマンスは、その頂点に存在すると誰もが認めると思います。さらなる新しい頂を僕たちに見せてくれると確信します。