先日、6月26日、僕のフェイバリットアーチストのラブサイケデリコのアコースティックツアーに出かけました。今回のツアーは東京では開催されたことのあるアコースティックライブを全国20カ所で開催されるもので、名古屋は6回目になります。通常のライブと違って、客席のあるしかも、箱も小さめの会場で、アットホームな雰囲気でスタートしました。
アコースティックライブと言っても、そこはデリコのライブ。今回はアコースティックの音源を生かす特別なスピーカーを設置してバックバンドなしのKUMIとNAOKI二人だけのライブで。KUMIの突き抜けるボーカルとNAOKIの切れの良いギターワークが透き通るように心地よく流れるライブでした。
ラブサイケデリコは、様々な曲にアレンジを必要に応じて楽器を変えるのが特徴で、音楽的センスは、ビートルズの実験的な音楽とブルースやカントリーなどのローカルミュージックがうまく融合されています。KUMIのボーカルも日本語と英語のミックスですが、自らの持つ日本人としてのルーツと音楽のルーツが詞の中で表現されています。
今回も楽器やエフェクトなどの機材を通じて音楽のワークショップ的な感じが今までのライブとは異なる面白さがありました。
来年は、デビュー20年。まだまだデリコの音楽の世界から目が離せません。