最近、日本のアニメ実写化作品が、数多く出ています。
映画では、宇宙戦艦ヤマトや明日のジョー。実写ドラマの怪物君も近く上映されます。
最近スタートした妖怪人間べムも、亀梨君や杏ちゃんに福くんと豪華キャストで話題ですが、なぜ、名作とも言うべきアニメを実写化するのか、いささか疑問に感じます。
茶々丸オヤジは、次々と実写化されるアニメで過ごした世代です。
特に、明日のジョーや妖怪人間べムには、けっこう思い入れが強いです。
今回の妖怪人間ベムは、すばらいいアニメでした。テーマ曲は、ジャズのスイングで、舞台は無国籍の設定のようですが、ヨーロッパの風俗や風習などからヨーロッパの雰囲気を感じました。
恐ろしい姿をした半妖怪が、人間を苦しめる妖怪を退治して人間になる。また、音楽やストーリーの斬新さからか、怖いけど、見たくなるアニメでした。
ハリウッド映画も、コミックの実写化が目立ちますが、一様に見ごたえがあるのは、コミックをより具現化して、リアリティにこだわっている点で優れていると思います。
日本のアニメ実写を目指すなら、ハリウッドに見習うべきで、中途半端にキャスティングだけで作っているように感じます。
まあ、こんな状況ですから、元のアニメの評価が高まるのは、この世代には、喜ばしいことではあります。